IoTを用いた電気消費量可視化サービスが開始

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電気の消費が「見える」?IoTで消費電力可視化サービス

TIS株式会社が「IoT(インターネット・オブ・シングス)」を利用した
消費電力の可視化サービスを開始しました。

分電盤の中の線にクリップ型のセンサーを取り付けて、消費電力データを収集し
パソコンやモバイル端末からいつでも消費量や電気の料金を確認できるサービスです。

主に飲食店向けの分析サービス

4月から始まった電力自由化で、電気会社の乗り換えを検討している方も多く、比較サイトなどでは個人住宅の話が取り上げられがちですが、飲食店など多数の店舗を持っている方も、乗り換えでお得になるか気になる所ですよね。

そのためにはまず、各店舗がどのぐらい電力を使っているのか把握したいところですが、一店舗ずつ見て回るのはなかなかの重労働。
そこで、この可視化サービスが活躍します。

プレスリリースより...
本サービスでは、サービス導入コンサルティングからセンサーの設定、データ分析、そしてデータ分析から得られた結果をもとにした業務改善提案などをお客様の要望に合わせて提供します。

例えば、飲食業など多店舗展開する業態の企業の施設管理において、各拠点の消費電力を測定し、機器ごとの電気使用量を分析することで、電気料金の削減やオペレーションの改善に活用することができます。多くの拠点を有する企業ほど、多数の分電盤が設置されているため、本サービスをより有効に活用できます。

ふむふむ、お店ごとの配電盤にセンサーをつけて、集めた情報を見たり、改善案まで提案してくれるサービスなんですね。
いくつもお店をもっている方や企業で、電力自由化に興味のある方には是非導入して欲しいサービスですね!

IoTで電気も新時代へ

ありとあらゆる物をインターネットへとつなぐ考え方「IoT」が、電気の世界でも注目されるようになってきました。

このリリースは拠点をたくさん持つ方へのものですが、個人向けの「見える化」もすすんでおり
電力自由化の勢いもあり、電気は「把握して選ぶ時代」へと変わっていくのでしょう。

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アリサ
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