電気料金は夜の方が安いかどうかについて

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噂の真相を確かめる!電気料金は夜の方が安いというのはホント?

夕暮れの空を背景にした鉄塔の写真

電気は夜に使った方が料金が安いということをよく聞きますが、これは果たして本当のことなのでしょうか。もし本当であれば、できるだけ電気は夜間に使った方が料金の面からして良いということになりますよね。

また、テレビのコマーシャルなどでも「夜間の電力を使ってお得に…」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、暗くなってからのほうが昼間よりもお得な場合も多いですが、昼間と変わらないという場合も決して少なくありません。

これは、契約しているプランによって電気料金は決まるからです。

今回は、電気料金と契約している電気会社やプランの関係について説明します。

従量電灯と時間帯電灯とは

まず、皆さんが受け取る電気料金の明細書を確認してみてください。一般的なご家庭の場合、「従量電灯」と契約プランに書いてあることがほとんどであると思います。

この従量電灯とは、毎月の電気の使用量によって電気料金が段階的に設定されているプランのことです。つまり、電気をたくさん使えば使うだけ、段階的に料金が上がっていくシステムになっております。このプランで契約を結んでいる場合、夜間の電気料金が安価ということはありません

使う時間帯によって料金が変わるプランは、各電力会社によってプランの名前は異なっていますが、「時間帯電灯」と言われるものになります。この時間帯電灯では、一般家庭向けのプランは多くの場合は2種類あります。1つ目はオール電化住宅や電気式給油機などを使用している家庭が契約可能なプラン。2つ目はどの家庭でも契約可能なプランです。

まず、一つ目のプランに関しては、すでにオール電化住宅や電気式給油機などを使用している家庭であれば契約されていると思いますのでここでは割愛します。

2つ目のプランの時間帯電灯では、契約者自身が家庭のライフスタイルが夜に偏っているので、暗くなってからの料金の方が昼間よりもお得な方が良いという場合は、自由に充電電灯から変更することが可能です。このプランでの契約に変更すれば、それぞれの電力会社によって違ってきますが、深夜帯における電力が従量電灯での電気料金と比べて60%から70%も安いものになるということがほとんどです。

しかし、このプランにも気を付けなければならないこともあります。

日中の電気料金に注意しましょう

「夜に家に帰って電気を使うことが多し、時間帯電灯にプランを変更したい」

このように生活が夜型の方で時間帯伝統を検討しているという方も多いですが、このプランでは日中の電気料金に気を使わなければなりません。これは、時間帯電灯のプランでは夜間の電気料金が安くなる反面、日中の料金が割高となってしまうからです。

それぞれの電力会社のプランによって多少は違ってきますが、多くの場合は昼間の電気料金は夜間の場合と比べて20%から30%くらい高くなるようです。

そんなわけで、昼間に電気をたくさん使ってしまった場合は、逆に料金が割高になってしまうということになります。

基本料金に注意しましょう

たとえば、一人暮らしなどであまり家におらず電気もほとんど使っていない、使用するとしてもほとんど夜だけだという方がいらっしゃったとします。

このような方は一見、時間帯電灯のほうが電気料金が安いように思いますが、実は必ずしも時間帯電灯のほうがお得とは限りません。

なぜなら、一般家庭が使用する従量電灯プランの場合は、ほとんどの場合電気料金の基本料金はアンペア数によって決まっているからです。

ちなみに、東京電力で30Aの基本料金は819円となっており、同じく東京電力のおトクなナイトの場合は6kVA以下の場合1,260円で7kVAの場合は2,100円となっています。

これは東京電力のプランの場合の一つの例ですが、そのほかの電力会社のプランでもほとんどの場合、時間帯電灯の基本料金は従量電灯の基本料金と比べて割高な電気料金を設定しています。

つまり、夜間蓄電式の電気温水器といったものを使用しているというご家庭の場合でしたら、時間帯電灯の方が確実に向いていますが、そのようなご家庭でなければ、それぞれのご家庭で使用している機器やご自分のライフスタイルをよく考えたうえで、契約プランを検討するよう必要があります。

契約プランはご家庭の電気の使用状況を見直してから決めましょう

家庭の電気料金を節約したいと考えて節約に励んでいるという方でしたら、夜の電気料金が昼間に比べて安くなるプランがあるということを聞けば、すぐにそちらへの乗り換えを考えてしまうかもしれません。

しかし、実際は夜間の電気料金が昼間に比べて安いという場合でも、昼間の電気料金がその分割高になっていたり、基本料金が割高になっています。

そのため、現在の従量電灯プランから時間帯電灯プランに変更することを検討する場合は、まず現在の契約プランの内容をよく確認して、どのような契約プランが自分には合っているのかを確認することを忘れないようにしてください。

契約プランを変えることで逆に割高になってしまうこともあるので、そういったことが起こらないことをよく検討してからプランを考えるようにしましょう。

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