好きな家電→トースター
【電力自由化】沖縄電力で選べる、料金プランと割引サービス。
2016年4月からはじまった、電力自由化。
今までは地域の決まった電力会社としか契約できなかったものが、新しい電力会社とも自由に契約ができるようになりました。
しかし沖縄電力のエリアでは、企業向けの新規電力事業者はあるものの、家庭向けに電力を供給する新規事業社はまだ現れていません。
電力自由化以後も、沖縄電力がずっと沖縄の電力事情を支えています。
電力自由化によって悪徳商法などのトラブルが増えたことを考えれば、確かに安心な部分もあります。
しかし、電力自由化によって多様なプランやキャンペーンから選ぶということを沖縄エリアでは行う事が出来ません。
とはいえ、沖縄電力のプランやキャンペーンも電力自由化に関係して変化をしていきますし、現在のプランを確認する良い機会でもあります。
そこでこの記事では、毎日の電気料金をいま一度見直すために、プランの紹介や、電気料金の比較をしていきたいと思います。
新規事業者に乗り換えなくても、今のプランを少し見直してみるだけで、オトクに電気を使えるようになるかもしれません。
沖縄エリアの方は電力自由化を機に、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【主なプランは3種類】
●従来電灯…標準的なプラン
●Eeらいふ…エコキュートや電気温水器を使う方向けのプラン
●時間帯別電灯…夜間の使用率が高い人向けのプラン
これらのプランにはそれぞれ特徴があり、プランごとに適した家庭も変わってきます。
電力自由化を機に、これまでのプランを見直すのも良いでしょう。
【標準的な従来電灯】
電気の料金単価が24時間同じなので、1日のうちにまとめて電気を使う時間帯がない場合は、電力自由化以降もこの標準的なプランがおすすめです。
■従来電灯がおすすめの家庭
従来電灯は標準的な電力プランなので、電力自由化以降もほとんどの家庭がこのプランに当てはまります。
●一度にたくさんの電気を使う時間帯がない家庭
●日中を通して電気を使う家庭
●一日を通して、家事を何度かに分けておこなう家庭
■電気料金の目安
従来電灯プランを選んだ場合、どれくらいの電気料金がかかるのか。
いくつかのモデル家庭別に紹介していきます。
●ふたり暮らし、フルタイムで共働きの場合…平均月1万円ほど
●4人家族、母が主婦かつパートタイマー…平均月15,000円ほど
●4人家族とその祖父母、6人の二世帯住宅…平均月3万円ほど
【Eeらいふ】
夜の11時から翌朝7時までは、お得な夜間料金が適用されます。
夜間料金が適用される時間帯に、オール電化を利用し給湯や蓄熱をすることで、電気料金を安く抑えることが可能です。
■Eeらいふがおすすめの家庭
Eeらいふがおすすめなのは、やはりオール電化を利用している家庭。
お得な夜間料金設定もあるので、昼は外出している事の多い家庭にもぴったりです。
●オール電化を利用している家庭
●夜間に家事をまとめてすることが多い家庭
■電気料金の目安
Eeらいふを選んだ場合、どのくらいの電気料金がかかるのか。
いくつかのモデル家庭別に紹介していきます。●ふたり暮らし、フルタイムで共働きの場合…平均月10,500円ほど●4人家族、母が主婦かつパートタイマー…平均月14,800円ほど
●4人家族とその祖父母、6人の二世帯住宅…平均月27,000円ほど
【時間帯別電灯】
「日中には通学や通勤で外出しており、電気を使うのは主に夜だ」という家庭におすすめです。
■時間帯別電灯をおすすめする家庭
時間帯別電灯がおすすめなのは、日中に家にいることが少ない家庭。
生活スタイルに合わせてプランを考えることで、電気料金を節約することができます。
●日中はほとんど留守にしている家庭
あ●家事を夜間にまとめてすることが多い家庭
■電気料金の目安
時間帯別電灯を選んだ場合、どのくらいの電気料金がかかるのか。
いくつかのモデル家庭別に紹介していきます。
●ふたり暮らし、フルタイムで共働きの場合…平均月9700円ほど
●4人家族、母が主婦かつパートタイマー…平均月14,700円ほど
●4人家族とその祖父母、6人の二世帯住宅…平均月29,000円ほど
この電気料金を参考に、沖縄電力エリアの方々はもう一度プランを見直してみましょう。
【その他割引など】
■ちゅらクック割引
従来電灯プランまたは時間帯別電灯プランに加入していて、IHクッキングヒーターを利用している人が受けられる割引です。
従来電灯、時間帯別電灯ともに割引対象額から3%の割引が受けられます。
■5時間通電機器割引
従来電灯、Eeらいふ、時間帯別電灯のどのプランでも、5時間型の電気温水器や蓄熱暖房機を設置していれば割引が受けられます。
■通電制御型夜間蓄熱型機器割引
Eeらいふまたは時間帯別電灯プランに加入していて、通電制御型の電気温水器・蓄熱暖房機を利用していれば割引が受けられます。
【まとめ】
電力自由化以後も、沖縄の一般家庭向けには沖縄電力しか選択肢はありません。
しかし現在のプランを少し見直してみるだけで、電気料金を安く抑えることもできるはず。
電力自由化のこの機会に電気料金を見直してみよう…と考えている方は是非この記事を参考に見直しをしてみてくださいね。