太陽光発電を行っている家庭におすすめの新電力
太陽光発電で電気を発電している家庭にも、新電力はおすすめです。
既に太陽光発電システムを持っている家庭や、これから太陽光発電システムを導入してみようかな、と考えている方は、是非参考にしてみてください。
太陽光発電を行っている家庭にとっておすすめの新電力を解説していきます。
太陽光発電をしていても電気を購入しなければならない
実は、電気は発電したら、余った分は溜めておくことはできないため、その場で使うか、電力会社に売電することになります。
太陽光発電では夜間の発電ができないので、結局夜間には電力会社から電気を買う必要があります。
太陽光発電をしている家庭におすすめの新電力
太陽光発電をしている家庭は、夜間に電気を使うとなると、必ず電力会社から電気を購入することになります。
そのため、できるだけ夜間の電気料金が安い新電力がおすすめです。
しかし、現在のところ、夜間に電気料金を安く提供している新電力はほとんど無く、昭和シェル石油の「昼はもちろん夜に差が出る電気(ホームプラン)」が唯一おすすめできます。
■昭和シェル石油の夜間プランの詳細
昭和シェル石油の「昼はもちろん夜に差が出る電気(ホームプラン)」の基本料金は、東京電力の従量電灯B/Cと同じ料金設定となっています。
電力量料金の設定は、以下の通りになっています。
7時〜20時
・100kWhまで1kWhあたり19円91銭
・101〜150kWhまで1kWhあたり23円22銭
・151kWh以上は1kWhあたり27円32銭
20時〜7時
・一律23円35銭
東京電力の従量電灯B/Cは最初の120kWhまでの第1段階料金は1kWhあたり19円52銭ですが、120kWh〜300kWhまでの第2段階料金は26円、300kWh以上の第3段階料金は30円02銭となっているので、太陽光発電を利用しているのに従量電灯B/Cで契約している場合は、昭和シェル石油に乗り換えた方がお得になります。
夜間に安くなくても新電力ならお得になる?
そのため、夜間の値段にこだわらなくても、日々の電力使用状況から判断して、家庭のライフスタイルに合ったものを契約することをおすすめします。
例えば、電気料金が安いことで有名な東京ガスですが、東京ガスのずっとも電気1のプランでは、基本料金は東京電力と同価格、140kWh〜350kWhまでの電力量料金の単価が1kWhあたり23.45円、350kWh以上なら25.93円となっています。
昭和シェル石油の夜間料金の一律23円35銭には負けますが、電気を沢山使う家庭に非常におすすめのプランとなっています。
■セット割引を利用するのもおすすめ
また、新電力は電気料金の単価が安いだけでなく、セット割引も充実しています。例えば、ガソリン系ならガソリンが安くなったり、携帯電話系なら、セット割引を申し込むと割引分が携帯のポイントにキャッシュバックされたりなどの特典があります。
単純に電気料金が安くなるだけでなく、様々な割引が期待できます。電気と携帯料金、インターネット代、ケーブルテレビなども同時に契約できる新電力もあります。
■新電力なら特典もある
また、新電力はセット割引だけでなく、様々な特典も期待できます。
例えば、東京ガスの場合は水回りや鍵のトラブルに安心の「駆けつけサービス」がついて、無料で利用できます。
年間5,100円相当のサービスがお得に利用できます。
例えば、水がつまってしまった、鍵が開けられない…といったトラブルが発生したら、電話一本だけでスタッフが駆けつけてくれます。
部品などを交換する場合は部品代金が必要になりますが、基本的に無料で利用することができます。
売電先の新電力はまだまだ発展の可能性あり
ライフスタイルによって変わってきますが、電気の単価は新電力の方が安い場合が多く、特に電気を沢山使っている家庭に新電力はおすすめです。
売電先も新電力にまとめて切り替えることもできます。
固定価格買い取り制度よりも+1円高く買い取ってくれるキャンペーンを行っている新電力もありましたが、現在では高く買い取ってくれる新電力は見つけられませんでした。
しかし、売電も行っている新電力に乗り換えることで、契約を1社にまとめることができるというメリットがあります。
購入だけでなく、売電先も新電力を考えている方は、是非検討してみてください。