電力自由化による
新電力の参入は私たちの暮らしに大きな変化をもたらすものであることは間違いありませんが、意外とどういうものなのか知られていないのも事実です。
テレビCMとかで某携帯会社が電力事業をやるとか言ってたけどどういうことなの?って思っているひとのために仕組みを簡単に説明していきたいと思います!
電力自由化とは電力事業の規制をはずし発電や送電、小売りの自由を図ることを言いますが、実はすでにスタートしているもので大規模的需要(工場など)に対する自由化はすでに10年の歴史があります。
今回の電力自由化は小規模需要(一般家庭)などに対するもので、初めて普通に暮らしている私たちにも関係してくるお話しになってきたわけです。
そのため初めて耳にする人も多かったのではないでしょうか。
現在一般家庭などは地域によって電力を供給してもらう元が決まっていますよね?
それは国が決めていたことであり、しっかりと電力の供給をすることで独占的事業を許されてきました。
ですが今回の電力自由化によりその規制がはずれ、極論を言えば誰でも電気を売ることができるようになったのです。
それにより様々な企業が新たに電力事業への参入を決め、私たちは今まで電力会社を選ぶということがなかったものから、自分がどこから電気を買うのかという選択肢を得ることになったのです。
そしてこの新たに電力市場に参入する企業のことを新電力と呼びます。
つまりCMなどでアナウンスしている某携帯会社も新たに電力事業に加わるという仕組みなのです。