ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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2016年4月に始まった電力自由化。2016年10月現在356の事業者が小売電気事業者として電気の販売を行っています。「新電力は気になるけど、これだけあるとどの事業者がいいか考えるのも大変」と思っているあなた。そんなあなたのため、今回は沖縄を除く全国をエリアとする新電力会社「ハルエネ」という新電力をご紹介したいと思います。どんな会社でどんなプランがあるのか、また料金体系やどれだけ安くなるのかなどご説明します。
個人契約も行っていますが、特に小規模小売や事務所などとの法人契約に力を入れています。
料金で見てみると、
・基本プラン
基本料金、従量課金ともに従来の電力会社とほぼ違いありません。
・バリュープラン
使用量が多いほどお得になります。具体的に東京電力で比較すると、基本料金、従量課金の~300kWhまでは従来の電気料金と変わりありませんが、300kWhを超えると1kWhにつき0.9円ほど安くなります。
ただし契約は2年縛りで、違約金は3,000円となります。
・法人バリュープラン
バリュープランと同じく、~300kWhまでの電気料金は変わりませんが、300kWhを超えると1kWhにつき1.5円ほど安くなります。
ただし契約は2年縛りで期間を待たずに乗り換えてしまった場合の違約金は9,800円となります。
一人暮らしの一般的な使用量は月200kWh程度です。300kWhまでは従来の電力会社の料金と変わりありませんので、新電力に切り替えても差額0円との結果になりました。ちなみに、年額62,909円、月平均で5,242円となります。
二人暮らしの一般的な使用量は月300kWh程度です。300kWhまでは従来の電力会社の料金と変わりありませんので、新電力に切り替えても差額0円との結果になりました。ちなみに、年額92,407円、月平均で7,700円となります。
続いて子供2人の4人家族が住んでいる戸建てで4LDK程度の一般的な契約・使用量(従量電灯B60A・500kW)で比較してみました。
年間額164,858円、東京電力での概算額は166,900円で、新電力に切り替えると年間2,042円、月当たり171円安くなるという結果がでました。
では最後にオール電化の戸建てで一般的な契約・使用量(従量電灯C10kVA・800kWh)でシミュレーションしてみましょう。
年間額276,711円、東京電力での概算額は281,817円で、新電力に切り替えると年間で5,106円、月当たり426円安くなるという試算結果が出ました。
※ハルエネの公式HPでシミュレーション
また、ハルエネは2007年に設立された新しい会社です。CMなどのプロモーションで認知度が上がりつつあり、また他業種との協業に力を入れているため、これからさらなる発展が期待できそうです。電力自由化も始まったばかりなので、今後のサービス展開に期待といったところかと思います。