電力自由化で新電力会社を選ぶなら発電方法で比べてみよう

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電力自由化で新電力会社を選ぶとき発電方法で決めるのもアリ

話題になっている新電力ですが、電力自由化によって消費者が手に入れることのできるメリットは安さだけだと思ってる人も多いと思います。

実際に新電力を取り扱う業者を選ぶ上で、安さを基準に考えてる人も多いでしょう。

電力自由化=使っている電気代が安くなるという認識だけ持ってる人も多いと思います。

確かに新電力を選ぶ際に安さは非常に大きなポイントになります。

実はその発電方法に注目をして選んでる人もいるのです。

どの発電方法か

新電力を選ぶ時、その発電の方法によって選ぶこともできるというふうにご紹介しました。

これまで電気はそれぞれのエリアにある電気会社によって供給されてきました。

それが当たり前だったのですが電力自由化によって自分で電力会社を選択する自由ができたのです。

その選択によって安くなることもできますが新電力を取り扱う業者は発電の方法についてもしっかりと明記しています。

電力自由化によってどの発電で作られた電気なのか、それを選ぶこともできるようになったのです。

発電によってどれくらい電気が作ることができるのか、また安定した発電ができるのはどの発電方法なのかなど様々な観点があります。

火力発電がメイン

日本の発電方法は主に火力発電によって電気が作られています。

火力発電は化石燃料である石炭や石油を燃やすことによって水を沸騰させたときに出る蒸気をタービンというモーターのようなものを回転させ発電をさせます。

この状況を発生させるために必要なのが化石エネルギーなのです。

この火力発電は非常に大きな電力のため今日本の発電の主な方法になっていますが、二酸化炭素などの大気汚染を生む有害な物質を非常に多く作ってしまうため、これらの発電方法を嫌っている人も多いのではないでしょうか。

火力発電による電力供給は非常に安定しているため、火力発電を発電方法に指定している新電力会社だと安く手に入る場合があります。

火力発電以外の発電方法は?

火力発電の対をなすものとして有名なのは水力発電です。

水力発電も仕組みとしては火力発電とあまり変わりません。

高いところから水を落とし、その勢いでタービンというモーターのようなものを回し、電力を発電させるのです。

この水力発電は火力発電と違い、有害な物質などを発することはないため、地球に何か問題を起こすようなことはありませんが、水力発電をするためにダムを作らなければならないなど、大幅な地形変更を強いられるためなかなか作ることが難しいというのが実情です。

さらに高いところから一度落とすという仕組みをとっているため雨によってダムの水が貯蔵されなければならないという条件があります。

雨が少なくなってしまう時期などは電力供給が安定しないという弱点もあるため火力発電よりも効率の悪い方法となっています。

太陽光発電の台頭

今では一般的なった太陽光発電、これも立派な発電方法です。

オール電化などの台頭から自宅に太陽光発電の設備を導入した人も多いのではないでしょうか。

太陽光発電は太陽光を電気に変えるパネルを設置することによって発電します。

天候や太陽光の強さ、太陽光が当たる角度など様々な要因から発電の量が変わってしまうため、非常にデリケートな発電方法ではありますが、発電パネルの効果アップなどから、従来よりも多くの電力を安定して供給できるようになりました。

設備にお金もかからず化石燃料などの原料も必要のない発電のためコストを安く抑えて発電することができるのが特徴です。

この発電方法に注目している新電力会社も多いため電力自由化とともに非常に注目されている発電方法でもあります。

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