冬の節電!節電の基本となるほどアイデアを一挙集結
冬の電気代、高くてお困りですか?実はエアコンは冷房より暖房の方が高いって知ってましたか?そこで今回は、エアコンを効果的に使って節電する方法、また生活の中での節電の基本、そしてさらにみんながやっている家庭の冬の節電アイデアなど、ご紹介します。
これが基本!冬の生活節電方法
■エアコン
実は夏の冷房より電気代がかかるのが冬の暖房。しかし、最近では省エネ化が進み暖房器具の中では最も優秀な節電器具となりました。そんなエアコンにも節電アイデアはいくつもあります。
・設定温度
冬は20度が適温。1度上げると53kWh(年間で約1,170円)電気代が高くなります。
・フィルタ掃除
夏同様、効率よく暖気を送るにはこまめなフィルタ掃除は不可欠。2週間に1回が目安です。
・サーキュレーターを使う
夏はよく使いますが、冬だって暖気を循環させるのにサーキュレーターは効果的。部屋の中心に暖気を送るよう設置すれば、弱風運転でも寒さを感じません。
・窓、カーテンで冷気を遮断
理想は二重、断熱窓。難しければ断熱カーテンで外の冷気をシャットダウンしましょう。
・むやみに付けたり消したりしない
こまめに付けたり消したりすることは、エアコンにおいては節電とは逆効果です。エアコンが一番電力を使うのがエアコンを付けた時。弱風運転を続けるのが一番経済的です。
・買い替え
家電の進歩には目まぐるしいものがあります。10年前のものと比べると30%の節電効果があるとも言われています。エアコンの買い替え目安は10年。まだ動いているからと古いものを使い続けていると、電気代でかえって損をすることにもなりかねません。
■照明
日が短くなる冬は、照明の節電は効果大です。
・こまめに消灯
基本ですね。蛍光ランプ1つを1日1時間短縮すると年間で約100円の節約になるそうです。10も20もあると、バカにならないですね。
・白熱電球を買い替える
白熱電球>電球型蛍光灯>LED電球の順で電気代は安くなります。寿命についてもこの順で長くなります。ただし初期費用はその逆。しかし、最近ではLED電球もやすくなり、蛍光灯とほぼ変わらないものもでてきました。一度にLEDに変えるのは大変ですので、切れたものから順に変えていってみてはいかがでしょうか。
・センサーライトで節電
玄関や庭、駐車場などはセンサーライトで必要な時だけ付ければ節電に。防犯効果もあり一石二鳥です。外部電源を必要としないソーラー充電タイプが便利です。
■キッチン
・ポットを使わない
お湯はコンロで沸かして魔法瓶で保温。ポットや炊飯器など保温のために電気を使う家電は電力を使いがちです。
・ご飯の残りはラップして冷凍保存。
同じく、炊飯器も長く保温していると電気代がかさみます。しかもご飯は長く保温するほど美味しさも損なわれます。残ったご飯は冷凍保存して、食べる時にレンジで温め直した方が電気使用量も削減できて美味しさもアップします。
・圧力鍋、保温調理鍋で調理時間短縮
IHなら圧力鍋や保温調理鍋を使って調理時間を短縮する工夫をしましょう。調理も楽になりますね。IHではなくてもガス代の節約になりますよ。
■トイレ
・使わないときはフタを閉める
ウォシュレットの基本的な節電方法です。フタを開けると使用中とみなし洗浄用の水や便座を温めるため電気を使います。
・便座、浄水の温度は低めに
座って冷たい!と感じない程度なら「弱」で十分です。便座で暖まる必要はありません。また浄水の温度も同様です。一定量のタンクの水を温める必要があるので便座を温めるより電気代がかかります。
なるほど!家庭の節電アイデア
■体も心も温か。エアコンいらずアイデア
・家族で1つの部屋、リビングも寝室も。暖房器具いらずで会話も増えます
・昼間の日差しをふんだんに取り入れ、夕方は冷える前に早めにカーテンを閉める
・レッグウォーマー、もこもこ靴下、ひざ掛けでかわいく防寒
・家でもネックウォーマーを装着して生活する
・みな忘れがちだけど基本中の基本は重ね着
・いらない毛布を半分に切ってひざ掛けに
・お風呂の残り湯をペットボトルにいれて湯たんぽに
■暖房器具を効率化
・窓には断熱シート
・ホットカーペットの下にアルミを敷いて断熱を行う
・こたつの下にレジャーシート
■健康にも!寒ければ体を動かす
・寒いと思ったら本気のラジオ体操
・仕事中や家事の間にはウォーキング。トイレに行くにも腕を振って大股で
・座りながらストレッチ
・家事の合間の筋トレ
■その他のなるほど節電アイデア
・クリスマスツリーの電飾を豆電球からLEDのサンタさんに
・サマータイムの逆!冬は1時間早く寝る
・晩酌はビールをやめて日本酒の熱燗に。風邪対策にもなります
・ストーブの上で調理(鍋、蒸し焼き、焼き芋など)