手軽に取り入れたい、おすすめ節電グッズ【夏編・冬編】
節電グッズ・基本編
■ワットチェッカー
節電するには、まず現在の電力使用量がどれぐらいなのかを知らなければなりません。ワットチェッカーを使えばリアルタイムの消費電力や、積算電力量などが一目でわかります。電気代を可視化すると電力消費量の多い家電が具体的にわかり、節電への意識を高めることができます。
■節電タップ
家電製品は、使っていない間にも待機電力を消費しています。4人暮らしの家庭の場合、年間の電気使用量のうち7%は待機電力とも言われ、金額にすると約1万円にもなります。
待機電力の消費を防ぐには、コンセントからプラグを外す必要があります。しかし、家じゅうの家電のコンセントを毎回抜くのは面倒ですよね。
おすすめなのは節電タップを使う方法です。製品ごとにスイッチのオン・オフをワンタッチで切り替えることが出来るので簡単ですね。さらにオンにしているとランプがつくタイプなら、オンオフが一目でわかって気づきやすいので利便性が高いです。使わないときにはこまめにオフにするようにしましょう。
■ソーラーチャージャー(充電器)
スマートフォンやタブレット端末が普及した現在、注目されているのがソーラーチャージャーです。これは太陽の光で発電し、その電気を使って充電するというもの。安いものでは1000円以下で手に入れることができ、キャンプやお出かけにも手軽に持ち運べます。家に置いたまま使う大きめのタイプでも5~6千円程度で、太陽が出ている限り繰り返し使えるので経済的です。
■充電池
今や定番となった節電グッズです。充電池は4本充電しても電気代はわずか1円で、一度買えば2000回も繰り返し使うことができます。
通常の使い捨て電池は4本100~200円程度で買えるところ、充電池は4本+充電器で2300円ほどの初期投資がかかります。しかし計算上、充電池を4回使えば使い捨て電池よりもコストが安くなります。
■サーキュレーター
夏・冬ともに活躍するのがサーキュレーター(送風機)です。扇風機は直接当たって涼むためのものですが、サーキュレーターは風を送ることで部屋の空気を循環させるために使います。そのため扇風機に比べるとより遠く、より広範囲に風を送ることができます。
冷房や暖房が当たる場所にサーキュレーターを置くだけで、効率よく空気を循環させ、部屋全体の温度を調整する効果があるのです。これによって、冷房や暖房の使用量も最低限に抑えることができます。
■LEDライト
消費電力が少なく、寿命が長いことで注目されているLEDライト。値段の高さから、長い間一般家庭にはなかなか普及しませんでした。現在は一般電球形のLED電球が1000円程度から購入できるようになっており、切れた電球から順次LED電球に買い換えるだけでも節電効果が見込めます。
節電グッズ・夏におすすめ
■すだれ
昔ながらの暑さ対策のすだれ。窓際に設置するだけで陽射しを防ぎ、部屋の温度を上がりにくくします。それでいて適度に風を通してくれるため、日中だけエアコンを使い、夕方からは窓を開けて涼しい風を入れるようにするなど使い分けるといいでしょう。霧吹きで水をかけるとさらに涼しさが得られます。
■冷感グッズ
真夏の暑い夜は寝られないのも困りますが、冷房をつけっぱなしで寝るのも電気代が心配ですよね。 まくらカバーや敷き布団パッド、タオルケットなど、触るとひんやりする冷感・涼感グッズがたくさん出ています。体感温度が下がるだけで寝つきが良くなることもありその効果はバカにできません。
■冷蔵庫カーテン
夏場に冷蔵庫をしょっちゅう開け閉めすると、冷蔵庫内の温度が上がりやすく電気を消費してしまいます。これを防ぐのが冷蔵庫カーテンです。ビニール製で透明タイプなら、中のものが見えるので扉をあけている時間を抑えることができます。また中身を詰め過ぎない、熱いものは冷ましてから入れるなどを心がけるだけでも温度の上昇を防ぎ節電になります。
節電グッズ・冬におすすめ
■湯たんぽ
電気を使わずに暖められる定番グッズです。ご家庭に必ずひとつはあるのではないでしょうか。寝る前に布団に入れておくだけで、暖房を消しても暖かさを保ったまま眠りにつくことができます。最近はやわらかい素材や、かわいい湯たんぽカバーもたくさん販売されており、若い人にも見直されてきている節電グッズです。
■断熱・保温シート
窓に貼るタイプの断熱シートを使えば外からの冷気を防ぎ、暖かい空気を室内に保つことが出来ます。窓用ではかわいい柄入りのものも多数販売されており、気分転換にもなります。ホットカーペットやこたつ用カーペットの下に保温シートを敷いても保温効果があがるのでオススメ。
■エコカイロ
充電して繰り返し使えるタイプの、スタイリッシュなエコカイロが人気です。パソコンのUSBなどで3~5時間ほど充電すれば、3~7時間ほど効果が持続します。スイッチのオン・オフもカンタンで、仕事中に充電しておけば仕事帰りには暖かい状態で使うことができます。
節電グッズを上手に取り入れよう