扇風機vsエアコン節電対決

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扇風機とエアコンでは、どちらのほうが節電効果あり?

夏の2大空調設備といえば、扇風機エアコンです。

「夏に長時間エアコンを使うと電気料金が高くなる!」「扇風機よりもエアコンは高い」とよく言われていますが実際のところ本当にエアコンの料金は高いのでしょうか?

節電に関する噂やデマは時期になると大量に出回ってしまうものですから、この情報もちょっとの差に尾ひれがついて流布してしてしまっただけではないのでしょうか?

扇風機とエアコンの電気料金を比べて、どちらのほうが節電になるのかを解説していきます。

電気料金の計算方法

家電の電気料金は以下の計算式で算出することができます。

・電化製品の消費電力(W)×電化製品の使用時間(h)=使用電力量(Wh)

・使用電力量(Wh)÷1000×契約中の電力量料金(1kWhごとの料金)=電化製品の電気料金

今回、扇風機とエアコンの電気料金を比較する場合の電力量料金は1kWhにつき27円とします。

■それぞれの家電の消費電力

一般的に流通している製品の消費電力は、弱い風力で20W程度、中間の風力で30W、風力が強い時で40Wとなっています。

エアコンの場合も、温度設定や外気との温度差によって細かく変わってきますが、一般的に部屋の大きさで消費電力は大きく変わります。

例えば、6畳の場合は440W程度、8畳の場合は500W程度、10畳の場合は560W程度の消費電力となっています。

今回の計算では、扇風機とエアコンの稼働時間はそれぞれ1日18時間とします。

では、上記の計算式に基いて、それぞれの1ヶ月電気料金を算出していきます。

扇風機の1ヶ月の電気料金を計算

1ヶ月の電気料金を強弱それぞれ計算してみました。

・風力が弱い時の電気料金:20(W)×18(h)=360(Wh)、360(Wh)÷1000×27(円)=9.72(円)、9.72×30=291.6円

・風力が中間の時の電気料金:30(W)×18(h)=540(Wh)、540(Wh)÷1000×27(円)=14.58(円)、14.58×30=437.4円

・風力が強いの時の電気料金:40(W)×18(h)=720(Wh)、720(Wh)÷1000×27(円)=19.44(円)、19.44×30=583.2円

風力が弱い時で300円以下、風力が強い場合でも600円以下という結果になりました。

1ヶ月長時間使ってもたったこれだけしか電気料金がかからないとは驚きですよね。

エアコンの1ヶ月の電気料金を計算

扇風機の1ヶ月の電気料金をそれぞれ計算してみました。

・部屋が6畳の場合電気料金:440(W)×18(h)=7920(Wh)、7290(Wh)÷1000×27(円)=196.83(円)、196.83×30=5,904.9円

・部屋が8畳の場合電気料金:500(W)×18(h)=9000(Wh)、9000(Wh)÷1000×27(円)=243(円)、243×30=7,290円

・部屋が10畳の場合電気料金:560(W)×18(h)=10,080(Wh)、10,080(Wh)÷1000×27(円)=272.16(円)、272.16×30=8,164.8円

扇風機と比べると、かなり高額な電気料金であることがわかります。

エアコンよりも圧倒的に安い扇風機

このように計算してみると、単純に強い風力の扇風機をつけっぱなしにした場合と、6畳の部屋でエアコンをつけっぱなしにした場合を比べると、なんと10倍以上の差があることがわかりました。

扇風機は安いと言われてきましたが、ここまで差があるなんて驚きですよね。

夏の間は、こちらを使った方が断然お得と言えます。

日々の電気代が厳しいので節電したいという家庭には、扇風機の導入をおすすめします。

■エアコンと扇風機を同時に使うこともおすすめ

いくらエアコンの方が高いからといって、夏の間に全くクーラーを使わないのは正直苦しいですよね。

扇風機だけでは耐えられないという家庭には、両者を同時に使用する方法がおすすめです。

エアコンだけの利用よりも圧倒的に節電に繋がります。

上記のように、エアコンは部屋の大きさによって電気料金が大きく変わります。

扇風機で、エアコンの冷たい空気のかくはんを手伝うと、効率よく部屋を冷やすことができ、結果的に節電になります。

是非試してみてください。

その際は、エアコンの風は水平に設定し、扇風機の風は上向きになるように設置しましょう。

差は10倍以上の扇風機vsエアコン!

扇風機の方が安いとは知っていたけれど、まさか10倍以上の差があるなんて驚きですよね。

夏にしっかりと節電したいなら、エアコンだけでなく扇風機も活用することを強くおすすめします。

今回は、一般的なエアコンや扇風機で計算をしましたが、最近の機能を持った製品は、年々さらに省エネルギータイプのものが販売されています。

夏の電気代が厳しいという家庭は、新しくこともおすすめです。

節電以外に日々の出費を節約したい場合は、電気料金プランを見直したり、新電力へ切り替えたりすることも節約に繋がるのでおすすめです。

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ジャンヌ
ライター/エコなものが好き
エコじゃないものと闘う、地球に優しい女性ライター

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