好きな家電→トースター
冬を乗り切る!こたつを使った節電アイディアまとめ
寒い冬を乗り切るために、暖房器具をつかってみなさん部屋を暖めると思います。
ただ、ずっとエアコンやヒーターをつけっぱなしにしていては、電気代がバカにならない…なんてことになりかねません。
そんな節電対策のために、冬はコタツを使って温まるという人も多いんじゃないでしょうか。
ただそんなコタツも、ただただ使っているだけでは電力を満足に抑えることはできません。
この記事では、どうやってコタツを使えば電力を効率的に安くできるのか、そんな節電のアイディアをご紹介していきたいと思います。
【コタツの電気代、エアコンの電気代】
最近は省エネのエアコンもたくさん登場し、エアコンの電気代もずいぶん安くなっていますが、やはりコタツの電気代はそれよりもおトクなようです。
■コタツの電気代
コタツの電気代は、1時間あたり約2円〜5円とされています。
この電気代に幅があるのは、コタツの平常運転時と最大運転時によって消費電力に差があるから。
コタツはスイッチを入れた後、運転を最大にしてコタツ内を暖めますが、十分に暖まったあとは電力を落として平常運転に切り替わります。
コタツに記載されている消費電力は最大運転時のもので、だいたい600Wぐらいが平均。
コタツ内が暖まった後は、80〜200Wほどの消費電力になることが多いですよ。
■エアコンの電気代
それに対して、エアコンの電気代は約4円〜10円ほど。
使用する部屋の大きさやエアコンの新しさによってもちろん電気代は異なりますが、ざっと比較をしてみると、やはりコタツを使ったほうが電気代は抑えられることが分かります。
【コタツの種類を選んで節電!】
このコタツ選びの手間を惜しまないことで、電気代を抑えながらも冬を暖かく乗り切ることができるんです。
■天板が全てヒーターになっているフラットヒータータイプ
最初にご紹介するのは、フラットヒータータイプと呼ばれるコタツです。
これは、コタツの天板の裏側全体がヒーターになっているタイプのもので、平面パネルヒーターこたつや薄型パネルヒーターこたつなどとも呼ばれて販売されています。
フラットヒータータイプのコタツは、天板の裏側全体がヒーターのため全体をムラなく暖めることができ、また消費電力も一般的なコタツに比べて3割ほど省エネになっています。
またヒーター部分が薄いため、コタツ内のスペースが広くなっているという利点も。
コタツで節電を考えるなら、まずはこのフラットヒータータイプを検討してみてはいかがでしょうか。
■サーモスタット機能
サーモスタット機能とは、コタツ内が暖まりすぎると自動でスイッチがオフになる機能のこと。
この機能のおかげでコタツの暖めすぎを防ぎムダな電力消費を抑えることができます。
コタツ内の温度が下がってくると、また自動でスイッチが入るので、手間がかかることもありませんよ。
値段の安いコタツにはこの機能がついていない場合もあるので、コタツ本体にはケチらず、自動的に節電できる仕組みを取り入れましょう。
■カーボンヒーターのコタツを選ぶ
さらにヒーターの種類にも違いがあり、「カーボンヒーター」と呼ばれるものなら節電効果が高いです。
カーボンヒーターは遠赤外線効果が高く、その上従来のハロゲンヒーターと比べて、消費電力は約半分。
暖かいのに節電もできる、家計の力強い味方です。
【その他コタツの節電アイディア】
■断熱シートや敷布団を敷く
基本的なことですが、コタツ内の温度を外に逃さないため、必ずこたつの下には断熱シートや敷布団を敷くようにしましょう。
これがあるのと無いのとでは暖房効率にかなりの差があり、せっかく暖めた空気がすぐに冷えてしまうことを防いでくれますよ。
■コタツと湯たんぽを併用する
コタツだけでも十分暖かいですが、湯たんぽをコタツと一緒に使えば、さらに節電効果を高めることができます。
湯たんぽには電気代がかからないし、併用することでコタツの設定温度を下げることができます。冬本番、本格的に寒くなってきた時期には、コタツの温度を上げる前に試してみてはいかがでしょうか。
【コタツを使って、冬を賢く乗り切ろう!】
冬は寒くて、ついついエアコンをかけっぱなしにしてしまいがち。
でもそこで上手にコタツを使えば、節電しながらも暖かく、冬を快適に乗り切ることができます。
ぜひみなさんも試してみてくださいね。