加湿器を使った節電アイディア

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秋冬に大活躍!加湿器を使った節電アイディアまとめました!

季節が秋や冬になると気になってくるのが空気の乾燥。外の空気はもちろんですが、部屋の中もどうしても空気は乾燥してきますよね。

そんな季節に便利なのが加湿器ですが、この加湿器、使い方を少し工夫するだけで節電グッズにもなっちゃうんです。

今日はそんな加湿器を使った節電のアイディア、加湿器の種類別の電気代などをまとめて紹介していきたいと思います。

室内の乾燥に困っている人、これから加湿器の購入を考えている人などぜひ参考にしてみてください。

【暖房機器と加湿器を上手く使い分けよう!】

まず紹介したい節電アイディアは、エアコンやヒーターなどの暖房機器と、加湿器をうまく使い分ける方法。

秋や冬になると、エアコンやヒーターなどの暖房機器を使うのが当たり前ですが、そこに加湿器を上手に組み合わせていきましょう。

■湿った空気は暖かい

人は湿度が高いと、空気が暖かいと感じるもの。

つまり乾燥した空気よりも、湿った空気の方が人間にとっては暖かいんです。

これをうまく利用すれば、本格的に寒くなる時期までは加湿器を使うことで、空気の乾燥も防いで空気も暖かくすることができちゃいますよ。

■暖房機器との併用もおトク

さらに季節が進んで本格的に寒くなった時期でも、加湿器は家計の強い味方です。

先ほど書いたように、加湿器によって空気を暖かく感じることができるので、暖房機器の設定温度を低くすることができますよね。

またエアコンやヒーターは使えば使うほど、部屋の空気はどんどん乾燥していきます。

その乾燥を防ぐためにも、加湿器を使いながら暖房の設定温度は低くする。

この使い方がおトクで快適に過ごすための、ひとつのコツです。

【加湿器には4種類ある】

そんな便利に使える加湿器ですが、加湿器には大きくわけて4つの種類があります。

その種類によって加湿性能や電気代が大きく違ってくるので、これをきちんと理解しておかないと節電のはずなのに電気代が高い…!なんてことも。

みなさんの生活スタイルや部屋に合わせて、ぴったりの加湿器を選んでくださいね。

■スチーム式

スチームを出すことによって加湿をする、スチーム式。

これは加湿器本体でお湯を沸かし、その水蒸気をスチームとしてファンが放出する仕組みになっています。

お湯を沸かして加湿するというとても分かりやすい原理になっており、加湿力も優れているのが特徴ですが、水を沸騰させる分消費電力も高くなってしまうのが難点。

電気代は1時間あたり10円〜25円かかってしまうので、暖房機器との併用では電気代が余計に高くなってしまいます。

特に乾燥する時間帯などに絞って使用するのがおすすめです。

■超音波式

超音波式は、超音波をつかって水を細かく粒子化。

細かくなった水の粒子が、霧吹きのように噴射され、空気を加湿する仕組みになっています。

超音波式の加湿器では、スチーム式のように水を熱する過程がないので消費電力を抑えられるのが特徴。

電気代は1時間あたり約0.5円と、かなり省エネなことが分かります。

これなら暖房機器との併用もできて、家計にも優しいですね。

ただタンクに入れた水を直接噴射するので、水の中に含まれる雑菌などもそのまま空気中に放出されてしまいます。

小さなお子さんのいる家庭などでは、少し気をつけて使ってみてください。

■気化式

気化式は、加湿器内部のフィルターに水をしみこませ、それを内蔵されたファンの風によって空気中に放出する仕組み。

こちらも電熱装置などを使わないため、電気代を安く済ませることができます。

電気代は1時間使って0.2円ほど。

加湿する仕組みがシンプルなため、小型で安く手に入るものが多いですが、その分加湿力はかなり弱め。

冬本番などの極めて乾燥する季節や、大きい部屋での仕様には向いていません。

またフィルターを使用するためこまめに掃除をする必要があります。

■ハイブリッド式

最後に紹介するハイブリッド式は、気化式とスチーム式を組み合わせたまさにハイブリッドな加湿器。

気化式で使用するフィルターを電熱ヒーターで熱することで、気化のスピードを効率的に上げて加湿をすることができます。

水自体を沸騰させる必要のあるスチーム式と比べると消費電力も抑えられ、まさにいいとこ取りの加湿器。

加湿器自体の値段が高かったり、気化式と同様にフィルターの掃除が必要だったりしますが、現在最も主流になっているのがハイブリッド式です。

電気代は1時間あたり4円ほど。

【生活スタイルに合わせて加湿器を選ぼう】

ここまで、加湿器のおトクな節電アイディア、種類別の加湿器の特徴について書いてきました。

ちょっと寒いな…と感じる日にはまず加湿器だけをつけてみる、小さな部屋では電気代の安い加湿器と暖房機器を併用するなど、その使い方によって加湿器はとても便利に使うことができます。

あなたの生活スタイルや部屋に合わせて、賢く加湿器で節電してみてはいかがですか。

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専属ライター/実は機械音痴
「ライターたるものPCと仲良く出来ずにどうする!」と自分に言い聞かせながら仕事しています。
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