電力自由化で電力会社を選ぶポイントを知って電気代をおトクに!

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電気代をおトクに!電力自由化で電力会社を選ぶポイントとは?

電力自由化悩む主婦
2016年から始まった電力自由化により、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。申し込み可能な電力会社は2016年7月現在で300社以上あり、こんなにあると1社に決めるのも迷ってしまいますよね。今回はそれぞれのご家庭に合った電力会社の選び方についてご紹介します。

小売電気事業者にはどんなものがある?

これまでは電気を販売するのは電力会社と決まっていました。しかし、電力自由化以降はガス・ガソリン・通信などさまざまな会社が電力を販売できるようになり、その種類は、実に多岐に渡っていて全部把握するのは大変です。主な小売電気事業者を見ていきましょう。

■大手電力会社

・東京電力エナジーパートナー

・東北電力

・関西電力

・九州電力 など

これらの大手電力会社はこれまで通り利用できます。なお、東京電力は電力自由化以降「東京電力エナジーパートナー」と名称を改めました。

■ガス系

・須賀川ガス

・東京ガス

・大阪ガス

・アストモスエネルギー など

ガス系会社の場合、電力とガスのセット販売をすることにより割引になるプランを打ち出しています。ただし、もともとそのガス会社と契約している顧客向けにほぼ限定されているのが現状です。

■石油・ガソリン系

・昭和シェル石油

・新出光

・伊藤忠商事

・東燃ゼネラル石油 など

ガソリン系各社では、電気とガソリンのセット販売を行っています。車によく乗る方にはメリットが大きいかもしれません。

■通信・放送系

・KDDI(auでんき)

・U-NEXT

・ジュピターテレコム(J:COM電力) など

携帯電話会社や放送でお馴染みの会社でも電力販売を行っています。こちらも携帯電話と電気料金をまとめられるほか、ポイントがたまる場合もあります。

■地方自治体

・泉佐野電力(大阪府泉佐野市)

・やまがた新電力(山形県)

・浜松新電力(静岡県浜松市) など

電力自由化以降、自治体で地域の新電力をつくって売り、地域の活性化を目指すパターンが増えてきています。利用者にとっても地元に貢献できるというメリットがありますが、まだまだ数が少なく比較しにくいのが現状です。

■その他

このほかにも、運輸会社、鉄道会社、電力会社の子会社、生活協同組合、再生可能エネルギー関連事業者などが新規参入しています。電力自由化で大手企業だけでなく地域に根ざした小さな企業も続々名乗りを挙げることで、競争力が上がり選択肢の幅も広がってきています。

電力会社の選び方5つ

これらの電力会社は、各社ユニークな特徴を持っています。電力会社によっては独自のセット割引があったり、電力自由化をきっかけに地域で電気をつくり地域で使おうという自治体も出てきています。料金以外にも着目した選び方について解説していきましょう。

1、電気代を比較し、安さで選ぶ

まずは自分の普段の電気の使い方・プランで電気代を比較してみましょう。電気代の比較サイトはたくさんありますが、掲載されている電力会社やサービスに違いがある場合もあります。3つ以上のサイトを使って決めることをおすすめします。

電力自由化以前、大手電力会社で使われていたのは「従量電灯プラン」と呼ばれるもので、多くの電力会社ではこのプランに合わせた料金となっています。単純に、新しい電力会社のほうが単価が安ければ、それだけ電気代がおトクになるということです。

2、セット割の有無で選ぶ

ほとんどの会社で「セット割引」を打ち出しています。これはガス・ガソリン・携帯電話などの各会社で電気もまとめて契約すれば、その分割引になるというもの。ふだんから使っている各サービスでセット割を行っている場合、ゼロから電力会社を選ぶ手間も省け、割引になるのでお得です。

また、多くの電力会社では2年間契約するかわりに月々の電気代を割引する「2年割引」を採用しています。ひんぱんに電力会社を変える予定がなければ、利用してみてもいいでしょう。

3、たまるポイントで選ぶ

電力自由化以前と大きく変わったのは、ほとんどの電力会社でポイントがたまるようになったという点です。電気代は毎月かかってくるものなので、どうせならポイントがたまるほうがおトクですよね。TポイントやWAON、楽天スーパーポイントなど、自分がふだんよく使うポイントの種類から電力会社を選ぶことができます。

4、生活スタイルに合わせて選ぶ

一般的な従量電灯プランは、1日を通して均一の料金となっています。このプランは少人数のご家庭には向いていますが、季節や時間帯、人数、使い方によって電気を使う場面はさまざまですよね。

そこで、それぞれのご家庭にあったプランから電力会社を選ぶという方法です。電気代が高くなりがちなオール電化のご家庭向けのプランや、もともと電気の使用料が多いご家庭向けのプラン、深夜の使用料が多い場合におトクになるプランなどがあります。また、基本料金をゼロにして、使用した分だけを支払うといったタイプのプランも登場しています。

5、地域新電力で選ぶ

少し視点を変えた選び方として、料金からではなく「電気の使いみち」から電力会社を考えてみるのはいかがでしょうか?

地元で電気を作って地元で使う、地産地消の考え方が「地域新電力」です。町の小さな発電所で作った電気を地域で使うことにより、経済が循環して地域に貢献できます。

多くの地域新電力では太陽光発電、風力発電など、地域の強みを生かした再生可能エネルギーで発電しているため、地球にも優しくなっています。ただし、大手の電力会社に比べると電気代は高めなのがデメリットと言えるでしょう。

選べる自由が広がった!自分に合った電力会社選びを

電力自由化によって電力会社を選べる自由は増えましたが、その分どう選んでいいのか迷ってしまいます。これだけサービスが充実してきている今では電気代の安さだけにとらわれず、生活スタイルやたまるポイントなど身近なサービスから選んでみるのもいいかもしれませんね。

私がお届けしました!

わかな
ライター/節電・節約大好き
半ば節電・節約が趣味の女性ライターです。「お家の電気」の話が得意です。

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