電力自由化スタート!各社のおもしろいプランをご紹介
たくさんの新電力会社が参入する中で、おもしろいプランが続々登場してきています。
今回は電気代を安くするだけではなく、さまざまな視点から、個性的なプランをピックアップしてご紹介しましょう。
タニタ×イーレックス
イーレックスもその中のひとつで、これまでに7000以上の供給施設実績を誇る企業です。
安定的な発電所を多数保有し、パーム椰子を使ったバイオマス発電などの再生可能エネルギーの開発を積極的に進めています。
そんなイーレックスと、「健康をはかる」でおなじみのタニタがコラボ。
電気料金がお得になる上に健康になるという、ダブルでお得なプランが登場しています。
タニタ×イーレックスのおもしろいプラン内容
・あるく・おとく・でんきプランタニタの活動計を身につけ、歩いたり走ったりすることでポイントがたまり、それに応じて電気料金が安くなるというプランです。
歩数が多いほどボーナスポイントがたまる仕組み。
活動計はキャンペーン期間に申し込めば無料でもらえる上に、通常半年で2000円かかるタニタの健康管理サイト「からだカルテ」も無料で利用できます。
タニタ×イーレックスの供給地域
東京電力及び中部電力 (従量電灯B、従量電灯C)、関西電力 (従量電灯A、従量電灯B) を契約している個人の場合に契約可能です。じぶん電力
じぶん電力は契約した家庭に太陽光発電設備を無料で設置するという画期的な方法を取り入れました。
再生可能エネルギーを導入している電力会社は数あれど、まだまだその割合は少なく、純粋に太陽光発電で発電した電気を使えるというプランは他にはありません。
契約満了時には無料譲渡もしてくれるなど、もともと太陽光発電を導入しようと考えていた家庭にとっては魅力的です。
ただし設置には条件があったり、途中解約の場合の違約金も高めになるため、内容をよくチェックしてから契約しましょう。
じぶん電力のおもしろいプラン内容
・地球応援プラン発電時にはどうしてもCO2を排出してしまいます。
それを国が認証したシステム「J-クレジット」を使い、カーボンオフセットによってCO2排出量をゼロにできるプランです。
カーボンオフセットというのは自分では埋め合わせることのできないCO2排出量を、別の場所でオフセット(埋め合わせ)してプラスマイナスゼロにするシステムのこと。
自分が使った電気量の分だけ、どこかの企業でCO2排出量を減らしてくれるのです。
標準料金に+100円でエコ活動に貢献できるのが魅力です。
・福島ユナイテッド応援プラン 福島をホームタウンとするサッカーチーム、福島ユナイテッドの応援ができるというおもしろい内容。
年に2回、福島ユナイテッドの育てた果物などを、選手のサイン入りで届けてくれます。標準プランに+500円で利用可能です。
じぶん電力の供給地域
北海道・青森県・秋田県・岩手県・山形県・新潟県・富山県・石川県・福井県・沖縄県をのぞいたすべての地域で契約可能です。HTBエナジー
長崎ハウステンボスを経営しているハウステンボス社が主に出資しており、ハウステンボス敷地内で自社発電も行っています。
HTBエナジーのおもしろいプラン内容
・「たのしいでんき」各プランHTBエナジーが提供する「たのしいでんき」各プランは、電力自由化以前の「従量電灯B・C」に相当する料金(関西電力・中国電力の場合従量電灯A・B)から、一律5%割引されるというもの。
契約は30A以上からになりますが、基本料金・従量料金がすべて割引になるという内容は他に類を見ません。
契約は全国のH.I.Sの店頭でも相談可能となっています。地域によって「北海道かにプラン」や「九州めんたいこプラン」などユニークな名前がついていて親しみが沸きます。
HTBエナジーの供給地域
北陸3県(福井県・石川県・富山県)・四国4県(香川県・徳島県・高知県・愛媛県)・沖縄県・離島をのぞいたすべての地域で契約可能です。丸紅新電力
電力自由化以前から水力発電事業を展開するなどし、国内4500ヶ所、23の国での電力事業実績があります。
発電所の7割が再生可能エネルギー(2015年7月現在)という高い割合を誇り、地球環境に配慮した電力会社のひとつです。
丸紅新電力のおもしろいプラン内容
・Gプランスタジオジブリとコラボして生まれたプラン。
電気料金の一部は、三鷹の森ジブリ美術館の活動や、「トトロの森のナショナルトラスト運動」の支援に充てられます。
さらに加入者特典として、スタジオジブリ監修のオリジナル一輪挿しがもらえます。
環境保護につながる点に加え、ジブリファンにとっても見逃せません。
丸紅新電力の供給地域
北陸3県(福井県・石川県・富山県)・四国4県(香川県・徳島県・高知県・愛媛県)・沖縄県・離島をのぞいたすべての地域で契約可能です。電力自由化で今後もおもしろいプランが続々登場
また環境保護や再生可能エネルギーに着目したプランが多いのも、電力自由化によってさらに電気についての意識が高まった証拠ではないでしょうか。
ぜひ、電力会社や料金プランの見直しの参考にしてみてください。