電力自由化!引っ越しを機に電力会社も変更してみては?
引っ越しを機に、新電力の電気料金プランに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
引っ越しに伴い電力会社を変更する上での気をつけるべきポイントについて解説していきます。
電力自由化後でも、新電力に変更する家庭は少ない
電力自由化とは、今まで地域の大手電力会社からしか電力を購入することはできませんでした。
しかし、2016年4月に電力自由化が行われ、今までの地域の電力会社以外からも電力を購入することが可能になりました。
電力自由化に伴い、新しく登場した電力小売業者のことを新電力と呼びます。
電力自由化後、私達は自由に電力会社を選ぶこと可能になりましたが、実際、2016年9月現在、新電力の電気料金プランへ変更したという家庭は非常に少ないです。
引っ越しを機に新電力へ乗り換えよう!
今まで電力会社を変更するのが面倒だなと感じていた方も、引っ越しを機に新電力の料金プランへ変更してみてはいかがでしょうか?
これから引っ越しする予定のある方は、実際に引っ越しをする前に新電力や料金プランを決めておきましょう。
引っ越しをした後、一度地域の電力会社に契約してから再び新電力の料金プランを変更するのは面倒ですよね。
引越し前は忙しいという方も多いですが、引っ越してから新電力のプランを吟味するのでは遅いです。
できるだけ引越し前に電気料金プランを決めておきましょう。
引っ越しの際に新電力へ変更する際の注意点
新電力によって選べる電気料金プランは増加しましたが、必ずしも新電力に変更すると電気料金が安くなるわけではありません。
電気料金は、電気の使い方によって大きく左右されます。
その人、そのご家庭に合ったライフスタイルの電気料金プランでなければ、かえって今までよりも損をしてしまう可能性もあります。
なんとなくのイメージで電力会社を乗り換えない
電力自由化で、新電力に変更することは単純に電気料金が安くなるという意味ではありません。
電力自由化によって、通信会社や石油会社、ガス会社などがセット割引の料金プランを打ち出しています。
しかし、SoftBankやauを使っているから、ソフトバンクでんきやauでんきのセット割引適用のプランを契約しよう、となんとなくのイメージで契約しないように注意しましょう。
セット割引は、料金プランによっては月の出費を抑えることができますが、結果としてあまり大きな割引につながらないことももちろんあります。
大切なのは料金のシミュレーション
なんとなくのイメージで新電力の乗り換えるようなことはせず、まずはシミュレーターなどを使って月々の電気料金や割引率などを比較して、しっかりと数字で比較するのがおすすめです。
現在契約中の料金プランがわからない方は、毎月送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」などを参考にして、現在の料金プランを把握しましょう。
どのA数で契約しているのかや現在の電気料金、電気使用量も把握しておきましょう。
これらの情報をシミュレーターに入力すれば、簡単に現在の料金プランと比較することができます。
引っ越し先で世帯人数が変わる場合も要注意
今までのアンペア数の契約だと、多すぎたり少なすぎたりする場合があります。
アンペア数が足りないと、ブレーカーが頻繁に落ちる原因となります。
電気ご使用量のお知らせを参考にするのはもちろんですが、世帯人数が変わる場合は契約時に世帯人数を見直した料金プランを選びましょう。
都道府県が変わる場合も要注意
また、引っ越し先の地域によっては選べる電力会社もプランも異なります。
東京電力エリアから関西電力エリアへ引っ越しをする場合など、電力会社のエリアをまたぐ場合は注意が必要です。
同じ県内や都内などを移動する場合は問題ありません。
しかし、引越し後に都道府県が変わる場合は引越し先の電力会社はどの電力会社のエリアになるのかチェックしてから電気料金プランを吟味しましょう。
まとめ
今まで、電力自由化がされたけれどタイミングを逃していた…という方は、引っ越しを機に新しい電力会社の料金プランへの見直しをしてみましょう。
引っ越した直後は忙しいので、できるだけ引越し前に料金プランを比べて、電力会社を決めておきましょう。
携帯料金やガス代などと一緒に電気料金が安くなる新電力のセット割引は魅力的ですが、イメージだけで選ぶと大して大きな割引にならないという結果になる可能性もあります。
新電力へ切り替える際は、現在の電気料金プランを把握し、シミュレーターを使って月々の電気料金を比較してから決めるのがおすすめです。