電力自由化が始まる今年2016年は毎月発生する電気料金にも、少なからず影響が出てくる可能性が多いにあり得ます。
今回は
電気料金の計算をテーマに解説していきたいと思います。
電力自由化の前にこれから電気料金がどのように決定されていくのか、そして電気代の計算方法と便利なツールもご紹介いたします。
電気料金の計算は自分で行う事もできます。1ヶ月分の料金を計算する場合
電気料金=電力量料金+基本料金 (消費電力(kW)×電力量料金(円)×電力使用量(h))+基本料金※さらに
再生可能エネルギー発電促進賦課金 /
燃料費調整 /
割引額などの要素もプラスして計算します。
さらにそれぞれの要素について詳しく説明すると
◆消費電力 家電を使う時に消費する電力量を指し商品に貼られているシール、または外箱などの商品仕様についての欄で記載されている数値です。
◆電力量料金 各料金プランで設定されている料金単価(1kWhあたり)のことを指します。
◆再生可能エネルギー発電促進賦課金 電力会社が再生可能エネルギーの買い取り費用を消費者が負担する際に発生する料金のことを指します。
◆燃料費調整 火力発電で用いる燃料の価格をすみやかに毎月ごとの電気料金に適用させるための調整単価を指します。