構成要素に見る電気料金の単価ごとの比較法

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電気料金の構成やその仕組みを知ってお得に電気を利用しよう

電気料金のイメージ

「電力会社やプランを変更したら電気料金が安くなった」

電力自由化に伴ってそんな話を聞く機会も随分と増えてきました。

しかし、電力会社やプランについてあまり良く理解していない方がまだまだ多くいらっしゃいます。そこで今回は、電気料金の構成やその仕組みを詳しくご説明し、そのうえでどうすれば電気料金をお得にできるかといったことをお教えします。

比較するためのポイント!電気使用量に注目する

電気の使用量と単価

まず初めに毎月電力会社から届く請求書の電力使用量に注目してみてください。

そこにはkWhと書かれていますよね。

ここから電気料金の単価を読み取ることができます。

お店に並んでいる商品のように一個◯円と数えられるものだと分かりやすいのですが、電気料金の単価は少しだけ分かりづらくなっています。

電気料金の単価は一般的に1kWh電気を使った時に発生する料金のことを指しているということを頭に入れておいてください。

1kWhの電気とはどれくらい?

では1kWhとはどれくらいなのでしょうか。

1キロワットの電力を一時間使ったときの単位が1キロワットアワーです。

標準的な電気ストーブやホットプレートを一時間使い続けたときの電力がだいたい1キロワットの電力と言われています。

電気料金を比較するためにはこのキロワットアワーの単位に注目する必要があります。

比較のためのポイント!電気料金中身はどうなっているの?

電気料金の中身を知っていないと電力会社の料金プランの比較ができません。ここでは電気料金の構成について解説します。

一般的に電気料金の構成は以下の4つを合算したものになっています。

  • 1.基本料金
  • 2.電力量料金
  • 3.燃料費調整費
  • 4.再生可能エネルギー促進賦課金

これに加えここ最近は東日本大震災でダメージを受けた原子力発電所関連の費用が上乗せされていたりしますが、今回は4つを基本とします。

基本料金とは

基本料金とは電力会社と契約していれば必ず発生する料金です。

電力を期間中に一切使っていないとしても払わなければ行けない料金です。

最近は電力を一切使わなかったとき、割引をしてくれる電力会社もあるそうですが。

基本料金はアンペア制度を取っています。契約したアンペア数に応じて基本料金が上下する会社と、アンペア数に限らず一律に料金を設定している会社もあります。

電力自由化以降は、基本料金が全く発生しない電力会社も登場しましたが、現状基本料金を設定していない会社は非常に少ないと言っていいでしょう。

電力量料金とは

電力料金とはあなたの電力の使用量に応じて加算されていく料金です。

計算方法は電力の消費量×単価です。電気料金を比較する際はこの電力量料金が一番のキーとなります。

燃料費調整費とは

この料金は電力を発生させるのに必要な燃料の価格変動に対応するためのお金になります。

電力を発生させるため日本は石油や天然ガスなどの燃料を使用しており、こういった燃料は価格が変動しやすくなっています。

その価格変動に対応するために電力会社が設定している料金です。

再生可能エネルギー賦課金とは

その名の通り再生可能エネルギーを促進するための料金です。

日本で再生可能エネルギーをもっと使うために国民が負担している料金でどの電力会社のどの電力プランを選んでも一律で変化はありません。

電気料金の三段階料金制とは

一般的に各電力会社は電気の使用量を三段階に分け単価を設定しています。

具体的に東京電力の電力プラン従量電灯Bを見ていきましょう。

東京電力のこのプランも電気の使用量の三段階に応じて料金が設定されており、最初の120キロワットアワーまでは1キロワットアワーあたり19円43銭、120キロワットアワーを超えてから300キロワットアワーまでは1キロワットアワーあたり25円91銭、それ以降は1キロワットアワーあたり29円93銭となります。

この三段階制度は1970年代から、省エネルギー推進のため導入されている制度で、現在はほとんどの電力会社がこの制度を採用しています。

昼間と夜間の単価

昼間と夜間の電気についてです。

昼間は会社や工場などが日本中で稼働しているので電力需要が高いのが一般的です。それに比べて夜間の電力需要は昼間と比べると低くなっています。

そのギャップに注目した電力プランを電力各社が競争するように出しています。

昼の単価は少し高くして、夜の単価を大幅に低くする、こんなプランが数多く登場してきました。日中家にいない家庭にはおすすめのプランかもしれません。

東京電力の「電化上手」というプランで見ていきます。このプランでは昼間を午前10時から午後5時まで、朝晩時間午後5時から午後11時までと午前7時から午前10時まで、夜間時間を午後11時から午前7時までとして単価を提示しています。

昼間時間は夏季に1キロワットアワーあたり38円72銭、それ以外の季節に31円73銭と割高であることに対し、朝晩時間26円01銭、夜間時間12円25銭と割安になっています。

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ユウ
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