ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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電気代が高くてお困りですか?夏は電気代が高くなりがちですよね。でも、そんなに電気代を使っているのはあなたのご家庭だけかもしれませんよ。夏の節電には何をすれば効果的か、また、みんなが実践している節電アイデアを集めてみましたのでぜひあなたのご家庭でもチャレンジしてみてください。
冬に次いで消費電力が多い夏。統計局の家計調査では、平均で8月に約10,000円の電気代が支出されています。2人以上の世帯の平均値ですので、お子さんのいる4人家族や3世帯同居などの大家族ではさらに高くなりますね。万単位の支出は家計を大きく圧迫しますので、できるだけ節約して、家計を抑えたいものです。
ではどうして、電気代が高くなってしまうのでしょうか。消費電力の大きい家電製品のベスト3はエアコン、冷蔵庫、照明。中でも、エアコンは夏の電気代の6割を占めていると言われています。電気代も、気候のいい10月や11月に比べると、平均して2,000円~3,000円程度高くなります。夏の電気代は、エアコンの使い方次第で大きく変わります。
エアコンの設定温度は28度が最適というのはよく聞く話ですね。でも28度なんて暑くてやってられないよ!というあなた。窓からサンサンと日の光が降り注いでいませんか。外から入ってくる熱の5割から7割は窓から侵入してくると言われています。特に直射日光は、部屋をあたためる原因になりますよ。できるだけ日の光をさえぎって、涼しい部屋を保てるようにしましょう。
新築やリフォームで対応できるなら、断熱窓や二重窓が効果的です。またオーニングと呼ばれる日よけを設置することでエアコンの稼働率を3分の1に節電できるというデータもあります(出典:文化シャッター)。
対策費用を安く抑えたいなら、ブラインドやカーテンを遮光率の高いものにする、UVカットフィルムを貼るなどの方法もよいですね。古民家など日本風の家屋なら、よしずやすだれを使えば家屋の雰囲気を損なわずに日光をさえぎることができます。
さらに最近人気があるのがグリーンカーテン。ゴーヤやヘチマなどツルが伸びて葉をたくさん付ける植物を窓際で育てることで、日差しをさえぎることができます。また葉が水分を発散する「蒸散作用」で周囲の温度が下がる効果も。食べられたりタワシにしたりと二次利用できるのもうれしいですね。
また、室内の空気を循環させて暑さをこもらせないこともとても大事です。冷たい空気は重く、下の方に集まりがちなので、扇風機などで風を起こして冷たい空気が部屋全体にいきわたるようにしましょう。あと、盲点なのが室外機。植木や荷物で室外機の空気の流れを邪魔していませんか?室外機が熱くなると、熱を捨てる力が低下し電力を余分に消費してしまいます。最低でも周り1mには何も置かず、熱の通り道を作ってあげましょう。
・フィルターをマメに掃除する
フィルターが目詰まりしているとエアコンの冷やす力を最大限に活用できません。少なくとも月に1回は掃除したいですね。
・冷房範囲を小さく
使わない部屋は扉を閉めて、冷房範囲を小さくしましょう。早く冷えて消費電力が少なくなります。
・外出30分前にエアコンを切る
エアコンを切ってもすぐには暑くなりませんので、外出時間が決まっているなら少し早めにエアコンを切ることも節電になりますね。
・内水・気化熱を利用
最近、昔ながらの内水効果が見直されています。周辺の気温が2度下がるという調査結果を出している大学教授もいます。また部屋にいる時は濡らしたものを身にまとうと気化熱で涼しくなりますよ。
・ラフな格好をする、長い髪は束ねる。
家でスーツを着る人はいないと思いますが、できるだけリラックスできる格好で清涼効果のあるものを着ると暑さも和らぎますね。
・扇風機の前に凍らせたペットボトルを置く
空気の循環させるための扇風機は前述しましたが、さらに凍らせたペットボトルを扇風機の前に置いておくと、冷たい空気を部屋に送ることができます。
・氷枕、冷却シート、ひんやりマットを使う
寝苦しい夜はエアコンを付けたくなりますが、エアコンを付けて寝るのは体にもよくありません。氷枕や冷却シートで物理的に体を冷やす、体が布団と接する部分に熱をこもらせないようひんやりマットを使うなど工夫すれば寝苦しさも和らぎます。
・夏野菜を食べる、麦茶を飲む
夏野菜といわれるナスやトマト、キュウリなど、また麦茶などは体を冷やす効果があると言われています。スーパーでは年中見られるようになりましたが、旬のものは体にもいい効果がありますよ。
・午前中に用事を済ませて午後は涼しい場所へ出かける
究極の節電は使わないこと。エアコンを使わなくていいように、いっそのことショッピングセンターや図書館など涼しい場所に出かけてしまいましょう。
・温度計を家において無駄な冷房をしない
常に室温を管理できるようにしておけば、家族の節電意識が高められそうですね。