マイカー所有ならどの電力会社がお得?比較してみました
ガソリン代とのセット割引を行っている会社は2社
・ENEOSでんき
・昭和シェル石油
どちらも東京電力エリアで契約することが可能です。今後全国でもガソリンと電気料金のセット割引のプランを契約することが可能になるようです、ガソリン系の電力会社では、「東燃ゼネラル石」も電力小売に新規参入していますが、ガソリンとのセット割引は今のところ展開していません。
ENEOSでんきと昭和シェル石油のセット割引を比較
まずは、ENEOSでんきと昭和シェル石油のセット割引を比較してみましょう。
ENEOSでんきの場合
・ガソリン、軽油、灯油が1円/1L割引(上限は月150L)
昭和シェル石油の場合
・ガソリンが10円/1L割引、軽油は5円/L割引(上限は月100L)
どちらも月ごとに上限が設けられています。車にも乗るけれど、灯油の割引もしてほしい場合はENEOSでんきの方が良さそうです。ENEOSでんきの割引では、セット割引では最大月150円の割引、昭和シェル石油でも月1,000円の割引となっています。ENEOSでんきのセット割引はおまけ程度だと考えた方が良さそうです。
ガソリンの割引には適用条件アリ
ENEOSでんきの適用条件
ENEOSでんきのガソリンセット割引の適用条件は、以下の通りです。
・ENEOSサービスステーションでの給油
・ガソリン代の支払いにENEOSカードを使う
元々ENEOSカードに付いてくるガソリンの割引サービスも適用になるようです。
昭和シェル石油の適用条件
昭和シェル石油のガソリンセット割引の適用条件は、以下の通りです。
・東京電力管内の昭和シェル石油サービスステーションでの給油(一部対象外店舗あり)
・登録したクレジットカードでの給油
ENEOSの場合と同じように、昭和シェル石油でも、シェルカードに付いている元々の割引が適用されるようです。
ENEOSでんきと昭和シェル石油の電気料金の比較
・ENEOSでんきは10,000〜12,000円程度の節約
・昭和シェル石油は300円程度の節約
電気料金だけを比較すると、昭和シェル石油よりもENEOSでんきの方が大幅に節約できるようです。
どちらも総合での割引は変わらない
このように、電気料金だけ比較した場合はENEOSでんきに乗り換えたほうがかなりお得になります。しかし、ENEOSでんきのセット割引は、先程も説明したように月最高でも150円となっています。上限いっぱいまで割引を利用したとしても、1年で1,800円しか節約することができません。昭和シェル石油の場合、ガソリン代を月の上限いっぱいまで割引を適用させた場合、1年で12,000円の節約になります。総合的には、どちらの電力会社も合計の節約金額はあまり変わらないと言えます。しかし、これはガソリン代の節約を最大限まで利用した場合の話です。車をそこまで利用しない場合は、電気料金の安いENEOSでんきを利用した方が良さそうです。3,4人家族の場合、ライフスタイルに合わせて以下の様な選択がおすすめです。
・月に100L以上給油する場合は昭和シェル石油
・車をあまり使わない場合はENEOSでんき
一人暮らしの場合は要注意
最後にまとめますとガソリン代のセット割引は、昭和シェル石油の方1年間で最大12,000円程度と大幅な割引を期待できます。ENEOSでんきは月に150円が最大の割引なので、セット割引はおまけ程度と考えておいたほうが良さそうです。しかし、電気代自体はENEOSでんきの方がかなり安くなります。マイカー所有であってもあまり車を使わない場合はENEOSでんきをおすすめします。他の電力会社と比較しても、ENEOSでんきの電気料金はかなり安いと言えます。マイカー所有のご家庭は、是非参考にしてみてください。