ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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電力自由化に伴いハウジングメーカーも自家発電設置を備えた住宅を多く提供しています。
いま太陽光発電の導入を考えている人、そしてすでに太陽光発電を導入している人もどうするのが一番のお得になるのかわかりやすくご紹介したいと思います。
これにより多くの新電力会社が参入しているため、電気を買う先を選ぶという選択肢が生まれました。
電ニュー!でも多くのオススメの電力会社や電力プランをご紹介しています。
ニュースなどでもあまり取り上げられないので知られていませんが、今回の電力自由化で私たちが電気を買う買電先だけではなく、自宅で自家発電の設備を利用して作った電気を売る売電先も自由に選べるようになったのです。
そのため太陽光発電などの自家発電ユーザーの方はこの機会を逃す手はありません。今まで以上に発電収入をあげるチャンスです。
ですが売電先を変えるのに気になるのが売電価格ですよね。
太陽光発電に関しては、取り付けた時期によって売電価格が異なります。
例えば平成25年に設置された太陽光発電設備の場合、買取価格は1kWhあたり38円です。この料金は10年間に渡って政府により保証されています。
ただし電力自由化で重要なのが、この買取価格は最低価格だということです。
まだ数は少ないですが、新たに電力自由化で参入した会社の中には私たちが作った電力をこの最低価格よりも高く買い取ってくれる会社があります。
例えば電力自由化で参入したことでも有名なソフトバンクでは電気の買い取りもスタートしました。
買取価格はプレミアム料金と呼ばれ、1kWhあたり現在買い取られている価格+1円で買い取ってくれます。
ただ売電会社を乗り換えるだけで、毎月の自家発電の電力収入が確実に上がります。
ただし、売電先の乗り換えに関しては他にも気になる点があると思います。
よくあげられる質問にお答えしたいと思います。
全く問題ありません。
売電先と買電先は分けて考えましょう。
電気を購入する会社は引き続き東京電力で売電先だけソフトバンクに切り替えるということも可能です。
太陽光発電ユーザーの人はほとんどがオール電化住宅のプランで契約していると思いますが、現在まだあまりオール電化住宅向けのプランは新電力会社の中でも充実していないので、買電先は慎重に選びましょう。
国が定めた10年間の期間の間は一般の送配電業者(東京電力などの地方電力会社)が買い取り義務者となっています。
そのため万が一、売電先の会社が倒産してしまった場合も手続きだけで元の電力会社に自家発電した電気を買い取ってもらうことが可能です。
(引き継ぎの短期間の間に発電した電気に関しては買い取りから漏れてしまう可能性もあります)
国が保証している期間は太陽光発電設備が設置された日を起点とするので、売電先を変えても影響ありません。
電力自由化でこれまでと同じように生活しているだけで売電価格が上がるチャンスです。売電先の新電力会社はこれからも増えてくることが予想されます。
上手に電力自由化を活用してお得に電気を売りましょう。
電力自由化で今から太陽光発電を設置するのは果たしてお得なのでしょうか。
国が定める売電価格は毎年更新されます。
平成24年度には42円だったのですが平成28年度には33円か31円と毎年下がり続けています。
売電価格が安いということは同じ電気を作っていても電力収入が下がるということです。
では今からの太陽光発電設置は損なのでしょうか。
実はそうとも言えない幾つかの理由があります。
太陽光発電は設置に費用のかなりかかる設備です。
10年ほど前には1kW あたり70万円ほどが必要でした。
ただそれが太陽光発電の生産量の増加や価格競争ゆえに値段がかなり下がってきています。
現在では大体1kW あたりの設置費用が35万円ほど、と過去最低価格を記録しています。
そのため売電価格が安くても、初期費用も安く済むので利益を出しやすくなっています。
太陽光パネルの開発も各メーカーがしのぎを削って行っているため、以前のものよりも発電効率が高いものが出てきています。
最近では発電効率が20%を超えるものもあり、同じ太陽の光でも最新の太陽光パネルなら多くの電気に変換することが出来ます。
性能面におけるこうしたメリットを考えると、電力自由化が始まった後でも太陽光発電の導入はお得になる可能性が高いといえます。
10年間という長い目で見ないといけない投資ではありますが、太陽光発電ユーザーによると毎月の電気代が安くなるのを見るのはそれだけで喜びなようです。