ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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電力自由化で多くの家庭が新電力会社を乗り換えて毎月の電気代がお得になっています。
では一人暮らしの単身赴任の方や学生さんも電力自由化でお得に電気が使えるのでしょうか?
一人暮らしの新電力乗り換えは少し注意が必要です。
一番お得な方法を徹底解説します。
実際に乗り換えて毎月の電気代がぐっとお得になったとうれしい声も聞きますが、新しい電力プランの多くにはある特徴があります。
多くの登録されている新電力プランでは、東京電力の従量電灯B式と同じ料金体系がとられています。
この従量電灯B式は基本料金の他に電気の単価を3段階に分けている料金体系です。
新しい電力プランの多くでは、第一段階・第二段階の電気料金は同額又は少し割高に、第三段階の料金を割安にすることで、電力消費が多くなればなるほど元々の地域電力会社の電気料金よりもお得になるというプランがとられています。
そして地域電力会社と比較して電気代がお得になりだす毎月の電気使用量の境界線が大体300kW なのです。
つまり毎月300kW以上使わないとあまり乗り換えてもお得に感じられないのです。
そのため一人暮らしの学生さんなどの家は乗り換えの際に慎重に料金プランを確認する必要があります。
自分の電気使用量を知る一番手っ取り早い方法は毎月届く電気使用量のお知らせを確認する方法ですが、今すぐ手元に無い方もいらっしゃるでしょう。
例として総務省が発表している統計によると34歳以下の一人暮らしの家庭の過去5年の年間の電気代の平均額は38,877円。
1か月あたり3,239円です。
これは実際の多くの一人暮らしの家庭よりもかなり安い数字のようですが電気の使用量で計算すると、季節によって微妙に変動しますが、平均して130kW前後になります。
多く見積もっても普通学生や単身赴任の1人暮らしではまず300kW の壁は超えられない事がわかりますね。
では一人暮らしでは電力自由化で電気代を安くできないのかと言うと必ずしもそうとはいえません。
全体で見て数は少ないですが、少しの電力量でも電気代が安くなるプランもあります。
いくつかおすすめのプランをご紹介します。
家にほとんどいない年間の電気代が38,877円の一人暮らしの家庭の場合、次のようになります。
●e-REX
従量電灯Bの一般家庭向けプランの場合、年間で730円の割引。
エアコンや電気ストーブをよく使う年間電気代53,600円の1人暮らしの家庭の場合、次のようになります。
● ENEOSでんき
Aプラン+にねんとくとく割プランの場合、年間で1,924円の割引。
確かに新電力会社乗り換えで電気代は安くなります。
ただ比較的電気を多く使う人でも年間で2,000円弱、毎月にすると160円ちょっとお得になるだけです。
新電力に切り替えても期待していたほどには安くならない、そんな風に感じる方も多いと思います。
1人暮らしの家庭では電気代の割引だけを見るとあまりメリットが感じられないのが現状かもしれません。
ただ1人暮らしの人でももっとお得にする方法があります。
それはセット割を活用するという方法です。
これまでほかのサービスを提供していた新電力会社はこれまでのサービスを組み合わせた「セット割」の新電力プランを多く提供しています。
一人暮らしの場合、消費電力が少ないので電気代単体で見た時にお得度をそこまで感じませんが、セット割でほかの割引とあわせることでお得度をぐーっと上げることができます。
いくつかの例を見てみましょう。
単身赴任中の方は車で帰省するでしょうから車を使う機会も多いかもしれません。
そんな方にはガソリン代が安くなるセット割りがおすすめです。
先程もご紹介した「ENEOSでんき」の場合、エネオスカードで電気代を支払うだけでガソリン代が通常の2円/L引きに加えて、さらに1円/L引きとなります。
さらにENEOSカードC・NICOSなら毎月の利用額に応じて最大7円/L となりますが、もちろん電気代もその利用額に含まれるので、クレジットカードで生活のいろいろな支払いをまとめると店頭価格から最大8円/L 引きで毎回給油することができます(上限150Lまで)。
ガソリン代の割引だけで毎年1,800円節約することができます。
学生さんの一人暮らしだと何かとコンビニを利用する機会も多いですよね。
そんな方にはコンビ二のセット割プランがおすすめです。
ローソンが設立した「まちエネ」の場合、契約するだけで、電気料金1,000円につき10Pontaポイントがたまります。
そして毎月、からあげクンやマチカフェなどローソン人気メニューのお得なクーポンが届きます。
今まで利用していた電力会社から乗り換えるだけで、毎回のコンビニの会計が安く済むなんてうれしいですよね。