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2016年4月に電力自由化が施行されるまでは地域ごとに決められた電力会社としか契約することしかできませんでした。
しかし、電力自由化が施行されたことにより既存の電力会社だけでなく新しく参入した新電力会社とも電気の契約をすることができるようになりました。
しかし、国内の電力会社がたくさんあるために、どこの会社を選ぼうか迷ってしまうという方は多いようです。そこで今回は、四国において新たに誕生した新電力会社(PPS)について、その新電力会社ならではの大きな特徴やサービスなどを詳しく説明していこうと思います。
四国電力エリアにおける誕生した新電力会社(PPS)は、自社の送電と配電を託す託送という方法を使って、工場やオフィス、商業施設といった高圧需要家のために、地域の電力会社の電力よりも安い値段での電力契約を進めています。
また、現在では52社もの会社が、四国電力エリアに電力を供給する新電力会社としての届け出を提出しているようです。これらの中には、既存の電力会社とは違った個性的なサービスを提供しているものもあるので、ぜひともその特徴は詳しく把握しておきましょう。
まずご紹介するのは、ミツウロコグリーンエネルギーとして有名なミツウロコでんき。
ミツウロコでんきの大きな特徴としては、電源構成に再生可能エネルギーであるFIT電気が含まれていることが挙げられます。全体の電源のうち、約20%をFITバイオマスやFIT太陽光、水力によって構成されている自然にも配慮した新電力会社です。
また、自社でソーラー発電所や風力発電所も所有していて、法人向けの電力を供給しているという実績も持っています。
母体となるミツウロコグループは90年以上の歴史を持っているLPガス事業も手がけているエネルギー企業で、供給エリアは以下のような7箇所となっています。
また、他の電力会社に比べて料金プランや割引がない代わりに、電気料金が非常に安いということを売りにしている新電力会社です。
次にご紹介するのは、サービスステーションで有名な新出光のインデックスでんきです。大正15年の創業から90年にわたって営業を続けており、法人向けの電力販売実績も持っています。
供給エリアは九州電力管内のみで、料金プランとしては、事務所や営業所向けのインデックスでんきビジネスプランや一般家庭向けのインデックスでんきファミリープランといったものあるようですね。
また、違約金や解約金が発生しなかったり、1年契約を継続する毎に電気料金から500円が割引されたりすることに加えて、IDEX系列SS(ガソリンスタンド)を利用をすることによっての特典もあるので、サービス面では非常に優れている新電力会社と言えます。
洸陽電機はバイオマスや太陽光、バイオマスといった新電力開発、エネルギーマネジメントシステム(EMS)EnergyEyesを開発した新電力会社です。このように、幅の広いエネルギー事業を手掛けており、学校や工場など約1,500ほどの法人に対して電力を供給している実績を持っています。
供給エリアは東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州エリアとなっており、電気料金プランとしては、一般家庭向けのきほんプランや生活フィットプランに加えて、プランC/Bや法人向けの法人プランB/C・法人プランA/B、そして低圧動力と非常に豊富な料金プランが用意されていることが特徴です。
このように、料金プランが豊富なので自分に合った料金プランを選びたいと方には非常におすすめです。
今回ご紹介した3つの新電力会社以外にも、四国電力エリアが選べるようになった会社はたくさんあります。
電力会社やプランを見直すことで電気料金が安くなることも多いので、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
また、電力会社のホームページ等には実際にその会社を利用している方の口コミが掲載されていることも多いので、気になった所があれば公式ホームページを除いてみることをおすすめします。
電力自由化が始まって以来、自分たちが選ぶことができる電力会社の幅は大きく広がりました。そして、既存の電力会社に加え、新たに新規参入してきた新電力会社も増えてきているため、そのサービスの多様性は大幅に広まっています。
そのような中、四国では新電力事業者(PPS)が生まれたことで、自分のライフスタイルに合わせた電力会社や電気料金プランを選べるようになりました。
既存の電力会社から新電力会社への移行を考えているという方は、ぜひ四国の新電力事業者(PPS)についてサービスや特徴について詳しく把握し、自分の生活に合わせた電力会社やサービスを選びましょう。