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電力自由化後に関西エリアに参入したPPSを比較
一般向けに電力自由化が始まり、それに際して様々なPPS(新電力会社)が電力事業に参入を決めました。
電力自由化後に参入した電力会社にはどんな会社があるのか気になりますよね。
今回はとりわけ関西エリアで、電力供給をするPPSを調べてみました。
各企業の特徴やサービスの内容、お得な情報などを取り上げながら、比較していきましょう。
関西エリアの電力会社独自のサービスが発見できるかもしれません。
奈良県と滋賀県のPPS(新電力会社)
奈良県と滋賀県にある新電力会社を調べ、比較してみました。
いこま電力
いこま電力は電力自由化が始まる前1ヶ月前に、低圧電力の受付を開始しました。
奈良県と滋賀県に電力を供給しており、地産地消を目指しています。
いこま電力では、太陽光発電の買取を積極的に行い、地域住民と協力して電力事業を行っています。
エコに繋がるだけではなく、地元に還元できるのが特長です。
また、電気代削減シミュレーションサービスを提供しており、上手に活用することで、電気代を減らすことができます。
無料なので、誰でも簡単に利用できるのがポイント。
滋賀電力
滋賀電力は滋賀県を中心に事業を展開しているPPS(新電力会社)です。「滋賀で生まれた電気を滋賀で使うこと。」を目標に、安く電力を提供しているのが特長。
滋賀電力の電気代が安いのは、無駄な経費を削減することでコストを抑えているからです。
初期導入費用や毎月のランニングコストが0円というのも魅力的です。
また、関西電力と提携しているため、安定した電力供給ができることもメリットの一つです。
同社は、電力位自由化後に一般家庭からの太陽光発電やメガソーラーから電力を仕入れており、エコへの関心も高いです。
大阪府と兵庫県のPPS(新電力会社)
大阪府と兵庫県にはどのようなPPSがあるのでしょうか。
各企業を順々に見ていきましょう。サービスの観点から比較していきます。
大阪ガスの電気
電力自由化が始まると、大阪ガスが大阪ガスの電気として電力事業に参入をしました。
大阪ガスの電気では、電気料金のシミュレーションサービスを提供しています。
会員専用サイトの「マイ大阪ガス」を利用すると、毎月の使用量や電気料金を随時チェックできます。
大阪ガスとのセット割プランなどが利用できるのも、ポイント。
大阪ガスの電気の発電には、天然ガス、風力、太陽光が用いられており、環境への配慮もしっかり考えられています。
大阪ガスの電気は、大阪ガスを契約している方やこれから大阪ガスの契約を考えている方などにおすすめです。
ガスと電気、2つの分野で様々な恩恵が受けられます。
また、エネルギー分野での実績が豊富なため、エコや環境問題への高い関心を持つ方にも良いでしょう。
はりま電力
はりま電力は、電力自由化に伴って設立された兵庫県のPPS(新電力会社)です。
地域経済の一助を担うべく、営業をしています。
はりま電力は電気の買い取りサービスを積極的に行っており、電気代の大幅な削減に繋げています。
プレミアム買い取りサービスでは、国が定めた固定買取価格よりも高く買い取っているため、売れば売るほどお得になる仕組みとなっています。
地域住民と取引されるのは再生可能エネルギーが中心で、環境に優しい電力を通じて地域に貢献しています。
はりま電力は地域のイベントにも参加しており、地元色が強いのが特長です。はりまエリアに住む方は、地域に貢献しようと邁進しているはりま電力を利用してみてはいかがでしょうか。
和歌山県のPPS(新電力会社)
和歌山電力
和歌山電力は和歌山県内で電力自由化後の電力事業を牽引するPPSです。
100%地産地消を目指し、営業しています。
地元の自治体や企業との協力を仰ぎ、地域が一体となって、電力を支えています。
和歌山電力は、電気代削減に向けた様々な施策に取り組んでおり、削減した電気代を利用して独自の商品券やポイントなどに還元しています。
電力事業を通じて、地域経済を活性化させるのが目的です。
和歌山電力では長期割などが利用でき、和歌山電力を使用すればするほど電気代がお得になる仕組みです。
関西エリアのPPSについて
関西エリアのPPSを調べ、比較してきましたが、特長としてはどの会社も地域に根ざしたサービスを行っているということです。
2016年4月に一般向けに始まった電力自由化のおかげで、電力会社が選べるようになるという変化が生まれ、電力会社と地域との連携もより密接になりました。
どこの会社を契約しようか迷われている方、エリア外の会社を契約している方などは、まず自分が住む地域のPPSを調べることから始めてみてはいかがでしょうか。
近隣地域のPPSでは、地域に住んでいる方限定のお得なプランが契約できたり、地元の自治体でしか使えないサービスを利用できたりします。
目から鱗の情報を逃さないためにも、地域のPPSを探してみましょう。