ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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世間では、電力自由化によって電気料金が安くなるなどと様々なメリットばかりが伝えられていますが電力自由化をすることによって安全性がおびやかされることはないのでしょうか。
電力自由化に伴う安全性について気になってる人多いと思います。
そんな方々のために今回は電力自由化における安全性は大丈夫なのかどうかについてご紹介していきます。
それは電力会社を変えてちゃんと電力が供給されるのか、途絶えることはないのか、停電することはないのかという心配をしている人が多いと思います。
実際に電力の自由化によって電力会社を変えると今までの電力会社とは違い様々なデメリットを被ることはあるのでしょうか?検証してみましょう。
まず結論から申しあげると電力自由化に伴って電力会社を変えたとしても安全性は変わることはありません。
どの会社も安定した供給が実現できるのです。
最も心配される停電についてですが電力会社を新電力会社に変えたとしても、停電が増えるようなことはまず起こりえません。
今まで通りの電気を届けてくれるのです。
電力会社を変更すると、電気料金などが安くなると言われているのに安全性が変わらないと言われても何かと信じ難いですよね。
電力自由化に伴うその供給の仕組みについて知れば安全性が確保されているということはしっかりと理解できると思います。
送電網はあなたの街に立っている電柱やそれに伴う電線のことを総じていいます。
電線は郊外などに建てられている高圧の送電線と繋げられており、この送電網はすべての電力会社が共同して使うように定められているのです。
つまり、電力会社ごとに電線が違うというわけではないのでどこかの電力会社だけ停電してしまうということはないのです。
よく携帯電話は圏外になりやすい、会社によって違うと言われがちですが、携帯電話は電気と違って、電波を設定する出すための装置が会社によって違うため、会社ごとによってケータイのつながりやすさが変わってきますが、電力の場合は違います。1社ごとに違うのではなく、すべての会社が同じ送電網を使っているのです。
新電力会社はスマートフォンなどを提供している携帯電話の会社が名乗りを上げていることも多くあり、このように携帯電話の電波が繋がらない仕組みと混同してしまい、電気も会社によっては停電してしまうのではないか、安定的に供給されないのではないかという安全性を疑ってしまいがちですが、事実ではそうではありません。
同じ電線を使っているため全ての会社が安定して電気を供給することができるのです。
その新電力会社が使っている発電所にトラブルがあったのだから自分のところの電気が滞って当たり前だとイメージするのが普通ですが先ほどもご紹介した通りに電線は一つです。
皆、同じ電線を使っているため一つの発電所がダメになってしまった場合、他の発電所からの電気を取り寄せすることができるのです。
このような仕組みをバックアップといいます。
バックアップは新電力会社が使っている発電所でトラブルが起き、電力不足が起きてしまった時に他の発電所から必要な電力を使うことができるという仕組みなのです。
仮に、問題が起きたとしても、このように他の電力会社から協力を得ることができる仕組みがあるため安全安心して使うことができるのです。
仮に新電力会社が電力会社として辞めてしまった場合も、このバックアップが使用されます。
そのため、見たことも聞いたこともない電力会社に使うのは倒産のリスクがあるから心配だと思う必要もないのです。
電力自由化を普及させるために資源エネルギー庁もこの事実についての普及を進めています。
資源エネルギー庁の公式サイトを見ればどの電力会社から電気を買っても、これまでと同じ通りの配電ができるため心配しなくてもいいときちんと明記してあります。
政府の方からこのようなお墨付きをもらっているのであれば安心できますよね。どうやら、電力自由化に伴い、電力会社を変えたとしても安全性の面で何かデメリットがあるということはないようです。
新電力会社は電力とは全く関係のない会社が名乗りを上げているためその電気はきちんと供給されるのかと心配されがちですが、今回ご紹介した仕組みを理解できればどの会社を選んでも安全性は確保されているということを確信を持っていただけたのではないでしょうか。