ゴミ場に連れていかれないためになんとかPCとゲーム機の電力消費を抑えようと奮闘中。
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2016年4月についに始まった電力自由化。
続々と600以上の企業が参入を決定していますが、その経済効果は20兆円を超えるとも言われています。
そんな経済と私たちの日常生活にどんな関係があるのかご紹介したいと思います。
電力自由化とよく呼ばれますが、正式には「電力小売りの全面自由化」といいます。
これまでは東京電力や関西電力といった地域電力会社が各地域の小売供給を独占することが許されていました。
それが2016年4月より電力自由化で規制緩和され新たな電力会社の参入が許されるようになりました。
消費者である私たちはこれまで電気の購入元に関して選択肢がありませんでしたが、これからは携帯電話会社やインターネットプロバイダーを選ぶ要領で値段やサービスを比較しながら好きな電力会社と契約することができます。
新たな電力会社の設立や再生可能エネルギーを利用した発電所の建設促進、省エネシステムの浸透などによって全体で20兆円ほどの経済効果があると試算されています。
2016年4月に自由化されたのは小売リに関してで、工場などで使用される高圧電気などは段階的にその前から自由化されていました。
新たな電力会社に乗り換えることで大きな費用削減を実現した例も数多くあります。
例えば愛媛県松山市の中学校29校では中国電力から新たに参入した電力会社に切り替えることで、従来に比べて年間で約6.2%も電気代を削減することができました。
中には切り替えることで年間の電気料金を500万円も削減した中学校もありました。
そして私たち一般家庭向けにも多くの新電力会社が参入して地域電力会社よりも格安な料金体系を提供しています。
これがもっともわかりやすいメリットでしょう。
多くの新規参入会社が入ることで価格競争がおこり、結果的に私たち消費者は電力小売りが地域独占だった頃よりも安く電気を使用することが出来るようになりました。
実際に多くの会社がたくさんのプランを提供していますが、上手に選ぶと平均して年間で電気料金を5%~10%ほど下げることができます。
新規参入した電力会社は今までになかったサービスを提供することで他の会社と差別化を図っています。
それが多種多様なプラン設定です。
例えば日中家にいない時間は割高な分、夜の家にいる時間帯の電気代は安いプランや休日など家でのんびりする日は電気代が割安な曜日・時間帯で電気代が変動するタイプのプランが登場しています。
そしてガス会社や携帯電話会社なども新たに電力会社として参入しています。
提供しているプランにはガスや携帯代と合わせて支払うことで割引を受けるセット割プランなどもあります。
電気代だけで得するのではなく組み合わせることでガス代や携帯電話代が下がるというもので、それぞれのライフスタイルに合わせた電力プランを選ぶことが出来るようになりました。
さまざまな電気プランが登場することで多くの人が自分たちの電気の使い方を気にするようになりました。
このように家庭や企業が上手に省エネルギーを心がけることで国全体の省エネ効果を期待することができます。
また電力会社を乗り換えたいという方の中にはかなりの割合で地球に優しい再生可能エネルギーを使用して作られた電力を使いたいという人がいます。
そんな声に応えて太陽光や水力、風力、バイオマスといったエコロジーな発電設備を特徴にしている電力会社も多く出てきました。
電力自由化で消費者が環境に優しい電力会社を選ぶことで、再生可能エネルギーの利用した発電設備の設置がよりいっそう活発になることが予想されています。
ただいざ自分で電力プランを選ぶとなると、数百ある電力会社から自分のライフスタイルに合わせた電力プランを探し出すのは簡単ではありません。
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