電気料金をお得に!簡単に行える節電に対する取り組み
節電に対する取り組みは電気料金を安くするだけではなく、地球温暖化対策にもつながります。
しかし、日頃から節電を心がけることは難しく、取り組まなければならないと思いつつも取り組めていない方がほとんどではないでしょうか。
そこで今回は節電に関する知識について、チェック・カット・デバイス・ユーズという4つ取り組みから解説します。
節電における4つの取り組み
節電ではチェック・カット・デバイス・ユーズという4つ取り組みを行わなければなりません。
まず、チェックでは自分が日頃どれだけ電力を消費しているのかを過去の検針票などで確認します。
そのうえで、携帯電話やパソコンを利用して電力の需要と供給の状況、電力を最も使用しているピークの時間を把握し、節電に対する意識を高めましょう。
節電に対する意識を持つことも取り組みの一つです。
使用を控えて賢く節電
カットでは、エアコンやテレビといった家電の使用を出来る限り控えることで、電量の消費を減らします。
エアコン・テレビ・冷蔵・照明だけで家庭の電力の約4割を消費していると言われており、これらの使用を控える取り組みを行なうだけでも電気料金はかなり変わってきます。
また、トイレの便座やポットなどの保温機能もじわじわと電力を消費しているので、こちらも使用しないときには電源を切っておくことが節電につながります。
少しの工夫で節電を行える
デバイスでは省電力を意識した生活を送るように工夫します。
たとえば、家族でなるべく一部屋に集まるという取り組みを行なうことでエアコン代や照明代を浮かすことができます。
また、洗濯機や掃除機といった使用する時間を選べるものは、電気料金が高い時間には使用せず、電気料金が安い時間帯に使用するというのも工夫の一つです。
最後にユーズでは、太陽光発電設備を購入したり白熱電球をLEDの蛍光灯に交換したりといったようにエネルギー効率の良いほうを使うようにしましょう。
エアコンに関する節電
気温が暑かったり寒かったりすると、どうしてもエアコンや扇風機、こたつといった家電に頼ってしまいがちです。
これらの使用はできるだけ控えたほうが良いのですが、頑なにエアコンを使用せずに熱中症や脱水症状になってしまっては元も子もありません。
そんな時は、エアコンの温度を冷房なら28度以上、暖房なら19度以下を目安にして温度設定をするといった取り組みを行ってみて下さい。
他にも、ブラインドやカーテンを設置するといったことも節電においては有効です。
基本的に「強」の使用は控える
冷蔵庫の設定温度などは基本的に「強」にはしないようにしましょう。
温度設定を夏は中、冬は弱にしておいても中のものは腐ったり傷んだりすることはありません。
また、中にものを詰め込みすぎると冷えにくくなるので、できるだけものを詰め込まないようにして扉の開け閉めを素早く行なうことも節電につながります。
使用しないコンセントは抜いておく
ドライヤーやポットなど日頃から使っていないときもコンセントをそのまま挿しっぱなしにしてはいませんか。
コンセントがつながっていると使用していない間も電力を消費してしまいます。
また、使用しないのにコンセントを挿しっぱなしにしていると、ホコリが溜まってそこから火災につながる恐れもあるので、使わない時は抜いておく習慣をつけましょう。
白熱電球LEDに買えると2340円お得
白熱電球を使用している場合は次の買い替えではぜひLEDの蛍光灯を選んでみてください。
たとえば、54Wの白熱電球を9WのLEDに交換した場合、LEDのほうが1年で約2,340円お得になります。
1年で約2,340円と聞くと少なく感じるかもしれませんが、ご家庭の照明は決して一つではありませんよね。
そのため、白熱電球のご家庭はそれら全てをLEDに買い換えるとかなりの額お得になりますよ。
照明は付けっぱなしにしておいたほうが良いのは嘘
「照明はスイッチを入れた瞬間に電流が流れるので、付けておいたほうが電気代がお得」
このような話が実しやかに囁かれていますがこれは真っ赤な嘘です。
確かに照明はスイッチのを入れた瞬間に電流が流れます。
しかし、この時間は僅かで電気代に影響を及ぼすほどではありません。
そのため、たとえどれだけ短い時間でも電気は消しておいたほうが節電になります。
ただ、注意しておかなければならない点として、蛍光灯は短時間での点滅を繰り返すことによって寿命が短くなりますので、むやみな点滅は避けましょう。
節電が将来のためにもなる
普段の暮らしにちょっとした工夫をすることによって家庭の電気料金は安くなります。
塵も積もれば山となると言うように毎日コツコツと節電に対する取り組みを行っていると月々の電気料金は大幅に安くなるので、どんなに小さなことでも続けていきましょう。
また、節電は温暖化対策にもなるので、自分自身以外にも子供や孫の将来を考えて一人一人が取り組んでいかなければなりません。
未来の子供たちのためにも今から節電に取り組みましょう。