【電力自由化ニュース】競争激化?新プランがどんどん登場

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【電力自由化ニュース】新プラン続々登場で競争激化

競争する企業
電力自由化から5ヶ月程度が経過しましたが、各電力会社から新プランが続々登場しているとのニュースが相次いています。大手の東京電力や関西電力からも新プランが発表されてるため、どの電力会社にしたらいいかわからないという方も多いでしょう。初めて新電力の乗り換える際、どのようなことに注意して進めれば良いのでしょうか?

東京電力や関西電力、東北電力の料金プランも魅力的に

電力自由化に伴い、電力小売事業に様々な電力会社が新規参入することとなりましたが、依然として地域の大手の東京電力や関西電力、東北電力の料金プランも魅力的なプランとなっています。電力自由化に伴い、新電力だけでなく、大手電力会社からも新プランが続々登場しています。

10月からは関西電力の新プランが導入

ニュースでは、10月から新たに関西電力の新プランが導入されると言われています。電力自由化に伴い、関西電力では新プランが発表されましたが、10月にもまた新たに新プランが導入されるとのことです。発表された新プランの名前は「eおとくプラン」。このプランでは、電気使用量が少なくても安く電気を利用できるプランとなっています。

地域によっては15%ほど電気料金を節約できる場合も

電力自由化によって、今までと異なる料金プランへ変更したり、電力会社を変更することで、10%〜15%ほどの大幅な電気料金の節約になります。ニュースでは、電力自由化によって電力小売事業の競争が激化していると言われていますが、どのように電力会社や料金プランを選んだら良いのでしょうか?

解約金が無いプランがおすすめ

電力自由化によって電力会社を変更したけれど、以前よりも電気料金が高くついてしまったので、前のプランに戻りたいというケースもあるでしょう。しかし、契約によっては数千円の解約金が必要となるケースがあるので、注意が必要とのニュースも。契約プランを間違えてしまっても、気軽に元の電気料金プランに戻ることができるように解約がしやすいプランを選ぶのがおすすめです。

今後もっとお得なプランが出てくる可能性もある

また、ニュースでは、今後もっとお得なプランが発表される可能性は十分にあると言われています。解約金がかからないプランの方が、新しい料金プランに乗り換えやすいため、いくらシミュレーションした際の電気料金が安かったからといって、解約金のかかる長期契約を結ぶのはあまり得策でないと言われています。単に電気料金の安さだけでなく、解約金の有無などよく考えてから契約するのがおすすめです。

注目はガスと電気料金のセット割引

地域の都市ガスである東京ガスや大阪ガスは、電力自由化後かなりの顧客を獲得しています。ガスと電気料金のセット割引で顧客を囲い込んでいると言われています。しかし、大阪ガスでは2年契約のプランを契約しない限り、関西電力から購入するよりも電気料金が安くなることはありません。大阪ガスの場合、長期契約の場合は解約金に2,000円がかかります。先ほど説明した通り、解約金がかかる契約は、契約前によく考えてから契約しましょう。

よく吟味しないと電力の購入で損をする時代に

このように、電力自由化によって電力小売事業の競争が激化しています。そのため、契約前に自分でよく考えてから行動をしないと、損をする時代となっています。「〇〇さんが、あそこの新電力が安いと言っていた」という言葉を闇雲に信じるのではなく、まずは自分の生活スタイルを把握し、実際に電気料金を計算したり、シミュレーターを使ってシミュレーションなどをしてみることも必要です。また、常に大手電力会社や新電力から新しいプランが発表されていないかのニュースのチェックを怠らないことが大切です。

関西電力エリアでは2.7%が新電力と契約

関西電力エリアでは、4月〜7月末の間で、全体の2.7%が新電力と契約することになりました。関西電力では先ほど説明した10月から導入される「eおとくプラン」でこれ以上の関西電力からの顧客の流出を防ぐことができるのでは言われていますが、新たに新電力が魅力的なプランを発表する可能性は十分あります。ニュースでは、今後も電力小売事業は競争が激化すると見られています。


それでは最後にまとめますと電力自由化によって、新電力だけでなく、東京電力や関西電力などの大手電力会社からも新しいプランが続々登場しており、料金体系も様々、解約金の有無も各電力会社によって異なってくるので、しっかりと吟味してから契約する必要があります。自分の家ではどれくらいの電力を使っているのかを把握し、常にニュースなどをチェックして、新しい料金プランのチェックも非常に重要です。他人任せにせず、自分自身でよく考えて行動しましょう。電気料金が下がったり、サービスが充実するのは消費者にとっては嬉しいですが、場合によっては電力会社の変更で損するケースもあるので注意しましょう。

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ジャンヌ
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エコじゃないものと闘う、地球に優しい女性ライター

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