冬は電気代を抑えるのに必死です。
好きな家電→ 加湿器と15年以上使っているDENONのコンポ
2016年4月1日から電力自由化がスタートしました。
ニュースなどで目にしたことがある方も多いでしょう。
しかし結局、電力自由化で何が変化するのだろうか、電力自由化で電気料金は本当に下がるのかといった疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
電力自由化によって好きな電力会社を選べるようになりました。
そのため、自身の家庭にピッタリな電力会社を選べば
年間1万円以上節約することもできるのです。
そこで今回は電力自由化の概要と、電力会社の選ぶときのポイントをご紹介します。
たとえば、東京都在住の人であれば東京電力、大阪府在住であれば関西電力といった風に。
しかし今年から始まった電力自由化によって、その制限がなくなり、好きな電力会社を選べるようになったのです。
電力自由化以降、さまざまな会社が電力の販売をスタートし、現在は100社以上のなかから電力会社を選ぶことができます。
それぞれの会社ごとにプランや割引、キャンペーンがあるため、特徴をチェックして、自身に合った電力会社を選ぶことで、節約効果も。
そのため電力会社の変更って面倒臭そうと思わずに、一度検討してみることをオススメします。
なお、電力自由化に関して電力会社を変更したら大掛かりな工事や費用が必要なんじゃないかと不安に思う方もいるかもしれません。
一般的に、電力会社の変更には工事や費用は必要ありません。
切り替えするときに「スマートメーター」という消費電力量を計測する装置は設置しなければいけません。
しかしこの機器の費用と設置費用は無料。
工事の手配なども変更先の電力会社がおこなってくれるため、手間がかかりません。
ただし、一部の電力会社では、事務手数料として数千円かかる場合もあるため、申し込み時にチェックしておくことをオススメします。
まず、電力会社を変更する際に必須となるのが料金シミュレーションです。
各電力会社のホームページでは「料金シミュレーター」がついており
・一緒に住んでいる人の数
・昼間と夜間どちらが電力を消費しているか
・現在契約している電力会社とプラン
・月々の電気料金
などを入力することによって、変更後どのくらい電気料金を安くできるか結果が表示されます。
しかし100社以上あると言われている電力会社それぞれで料金シミュレーションをするのは時間と手間がかかってしまいます。
そこでオススメなのが、ワンストップで電気料金の比較がおこなえるサイトです。
先ほどの項目を入力すると、多数の電力会社の中から電気料金が安い順に結果を表示してくれます。
そのため、電力自由化によって電力会社の変更を検討しているのであれば、最初にそうした比較サイトで料金シミュレーションをおこなってみましょう。
そのようなときは
・セット割がないか
・ポイント還元はどのような制度になっているか
・特典やキャンペーンがないか
などを参考に、電力会社を決めると良いでしょう。
セット割は、たとえばソフトバンクでんきであれば「ソフトバンクのスマートフォンまたはネット回線を利用していれば2年間毎月最大300円割引」という「おうち割」をおこなっています。
そのほかENEOSでんきであれば、ガソリン代の割引を実施しています。
年間で節約できる電気料金と合わせて、より節約できるため、この項目はチェックしておくようにしましょう。
また、ポイントの還元率も確認しておきたいポイントの一つ。
多くの電力会社で、電気料金に応じてTポイントやPontaポイントなど、ポイントが貯まるサービスが実施されています。
たいていは1000円につき5ポイントの還元率です。
しかし、東京ガスでは1000円で15ポイントと、還元率の高さが注目されているので、そうした点も含めて電力会社の検討をおこなってみてもいいかもしれません。
そのほか見逃せないのが「新規加入キャンペーン」です。
現在は多くの電力会社が競争している状況。
そこで加入数を増やすためにキャンペーンをおこなっている会社も多いです。
たとえばソフトバンクでんきでは、期間内に加入すると8000円相当のポイントプレゼントといったキャンペーンがおこなわれることもあります。
そのようなタイミングを見計らって加入すれば、さらに節約できるので、電力会社の候補をある程度しぼれたら、各社のホームページでキャンペーンがやっていないかチェックしてみると良いでしょう。
電力会社を選ぶ際には
・料金シミュレーションで電気料金を比較
・セット割やポイント還元とキャンペーンの有無をチェック
することで、より節約できる会社を見つけることができます。
電力会社の変更には面倒な手間や工事も必要ないため、この機会に一度検討してみてはいかがでしょうか。