北陸電力の電気料金プランをご紹介!電力自由化での節約の鍵は割引プラン!?
また、その他にも条件によって割引になるプランがいくつか存在し、北陸電力と契約して電気料金を節約するには、こういった割引のプランをいかに上手に活用するかが鍵となってきます。
それでは、北陸電力の各種電気料金プランを見ていきましょう。
いままで通りのプラン
電力自由化を受けて、2016年6月1日より電気料金が少し値上がりしています。
■従量電灯
従量電灯は使った分だけ料金が発生するプランで、季節や時間帯による料金の変動はありません。
契約は10Aから60Aまで可能で、基本料金は10Aが237円60銭からになっており、以後アンペアが増えるごとに基本料金もアップしていきます。
1日の時間帯や季節で電気料金が変わるプランをご紹介
主に夜間の電力が低くなるのが特徴です。
■エルフナイト8
名前の通り、夜間時間を8時間に設定したプランです。
夜間時間の方が電気料金は割安になります。
昼間時間と夜間時間の区分は以下の通りです。
「昼間時間」:7時〜23時
「夜間時間」:23時〜翌7時
■エルフナイト10
「エルフナイト8」に対し、夜間時間を10時間に拡大したプランで、その分夜間時間の料金が「エルフナイト8」に対して多少割高になっています。
また、季節変動があり、7月〜9月の夏季は昼間時間の電気料金が割高になります。
時間区分は以下の通りです。
「昼間時間」:8時〜22時
「夜間時間」:22時〜翌8時
■エルフナイト10プラス
「エルフナイト10」に対して、平日と休日という概念を加え、さらに時間帯区分にも「朝夕時間」を設定しています。
昼間時間の料金が割高になる代わりに、「朝夕時間」や「夜間時間」が割安になるプランです。
また、こちらも「エルフナイト10」同様に夏季(7月〜9月)の方が昼間時間の料金が割高になっています。
・平日
「昼間時間」:10時〜17時
「朝夕時間」:8時〜10時、17時〜22時
「夜間時間」:22時〜翌8時
・休日
「朝夕時間」:8時〜22時
「夜間時間」:22時〜翌8時
※休日に昼間時間はありません。
条件によって割引が受けられるかもいれない!?プラン
それぞれ詳細にご紹介いたします。
■エルフVプランとエルフVあったかプラン
「エルフナイトプラン」に加入しており、給湯・厨房・冷暖房設備に200V機器を使用していることが条件です。また、その機器の総容量が10kVA以上にならなければいけません。
条件を満たせば、以下の割引を受けられます。
・エルフVプラン
毎月の電気料金を10%割引 (割引上限額 3,240円/月)
・エルフVあったかプラン
12月〜4月の冬季、毎月の電気料金を20%割引(割引上限額 7,776円/月)
■エルフSプラン
「エルフナイトプラン」に加入しており、給湯・厨房設備それぞれに200V機器を使用していることが条件の割引プランです。
条件を満たせば、毎月の電気料金を5%割引できます(割引上限額1,620円/月)
■くつろぎナイト12
電力自由化を受けて、2016年8月1日より始まった割引電気料金プランです。
加入条件は、「エコキュートやネオキュートを使用していること」になります。
今、「エルフナイト8」や「エルフナイト10」をご契約中の方でエコキュートの導入などを考えられている方はお得なる可能性があるプランです。
くつろぎナイト12は、夜間時間を12時間設定することができ、夜間の電気料金を大幅に割引できるプランです。
「夜間時間」は20時〜翌8時に設定されており、夜間時間は昼間時間の半額以下の電気料金で電気を使用できます。
また、昼間時間は平日と休日で区分が分かれており、平日の昼間時間が一番割高な料金になっています。
さらに、平日の昼間時間の電気料金は、夏季(7月〜9月)がその他の月に比べて割高になっています。
■節電とくとくプラン
こちらは「くつろぎナイト12」を利用しており、なおかつ北陸電力の会員サービス「ほくリンク」に加入していることが条件になっているプランです。
ほくリンクのメールマガジンにより通知される日にちと時間帯(7月〜9月のいづれかの日にちの13時〜16時の間)に電気使用を控えることで割引を受けられるサービスです。
メールマガジンによって通知される期間の前平日五日間のうち、電気使用が多い四日間の13時〜16時の間の電気使用量の平均と節電期間の電気使用量を比較し、それに応じて電気料金が割り引かれる仕組みです。
割り引かれる電気料金は1kWhあたり約194円です。
まとめ
エコキュートやネオキュートの使用といった加入条件はあるものの、その割引額はかなり大きい金額になっています。
北陸エリアにお住まいの方で、北陸電力の契約をご検討の方は、各種割引プランへの加入を是非ご検討ください。
その際は、加入条件と割引料金を比較して、本当にお得になるのかどうかを判断することが大切です。