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電力自由化で売電したい人のための後悔しない電力会社の比較方法
電力自由化により住宅用の太陽光発電において、発電した電力の余剰分を売り出すことが可能になりました。
これまでは地域の電力会社が主な取り引き先となっていました。
しかしこれからは地域の電力会社だけでなく、任意の新電力会社を選択することも可能となっています。
太陽光発電を利用した売電でこの先の電気代に関する料金プランにも大きく影響することは間違いありません。
そこで今回は太陽光発電の売電について詳しく解説していきたいと思います。
太陽光発電の売電について
一般家庭で作った電気を電力会社に販売することを売電と言います。
発電した電気の量が消費する電力よりも多くなる場合でも、余った分を電力会社に買い取ってもらうことができるということです。
従来は1kWhあたり24円程の買い取り金額だったですが、2009年より1kWhあたり48円へと変更になり売電することによるメリットが2倍にアップするという結果になりました。
さらに電力自由化が始まってから太陽光発電による余剰電気は、一般家庭からでも新電力に売り出すことができるようになりました。
そして地域の電力会社だけでなくより高く電気を買い取ってくれる新電力業者へ、取り引き先を変更することも可能となっています。
◆電力自由化で取り引きできる電力会社も増加
より高い価格で買い取ってくれる電力会社の変更を行うことで、売電による収入を増やすことができます。
今では新電力会社が増える傾向にあるので、売電先の選択肢ももちろん増えています。
発電設備は決して安くはないので現在よりも高い収入が見込める電力会社を選ぶことは、先行投資した分の回収をできるだけ早めるのにも有効な方法であると言えるでしょう。
また選択肢が増えることにより電気を売る側にとってもメリットとなる価格競争が置きます。
ここで言う価格競争によるメリットとは様々な新電力会社が、1円でも高く電気を買い取ってくれるという流れのことを指します。
多くの新電力会社は従来の固定買取価格よりも高い価格を設定したプレミアム価格で買い取りを行っています。
つまりより高い価格を設定している新電力会社を選ぶことが、売電による収入を増やすカギとなるのです。
売電先となる新電力会社の比較で失敗しないためのコツ
初期投資が大きいだけに売電先の選択は絶対に、失敗したくないという方がたくさんいらっしゃると思います。
そのためにはやはり契約する新電力会社の選択を慎重に行うべきであると言えるでしょう。
最初から一つの会社に絞るなどということはせず、実際に複数の新電力会社を比較検討してみることが大切です。
ここでは新電力会社を選ぶ際に失敗しないための、比較の目安となるポイントについて解説していきたいと思います。
◆新電力会社の情報をできるだけ集めよう!
まずは売電をすることができる新電力会社を探しておき、自分なりの選択肢を作っておきましょう。
電力自由化に伴い今までは電力の売買とは無縁だった、異業種がメインとなっている会社も参入しているので、どのような会社があるのかよくチェックしておくと良いでしょう。
最初は情報集めで四苦八苦するかもしれませんが、今の電力業界がどのような状況になっているかを知っておくことも新電力会社を探す際に役立つはずです。
◆新電力会社との相性を考えて比較しよう
また自分の生活環境からどの新電力会社と相性が良いのか、という基準を設けて各電力会社を比較してみましょう。
電力自由化で地域の電力会社だけでなく、様々なジャンルの企業が電力業界に参入してきているので、どのような新電力会社と契約するとよりメリットがあるのか、という点も含めて考えておくのも重要と言えます。
たとえば新電力会社によっては契約することによって、特別なサービスを利用することができる場合があります。
売電先を変更することによって年間のメンテナンス費用が無料になるといったサービスを行っている会社も存在します。
各新電力会社が行っているサービス内容にも充分気を配って比較検討を行うようにしましょう。
◆直接相談を持ちかけて売電先を選ぶ
新電力との契約手続きはインターネットからも行うことができます。
しかし売電先の選択で失敗するリスクを下げたいなら、あらかじめ店頭の窓口へ直接相談をするようにしましょう。
新電力会社ごとに様々なサービスを提供しているため、プランの組み合わせなどの相談を直接スタッフに持ちかけることで、疑問や不安な点を解決していくことができます。
また窓口への相談は1社だけでなく最低でも3社くらいは行っておきましょう。
直接相談することでより詳しい情報を集めることができます。
そうして複数の電力会社から持ち帰った情報を、一旦整理して改めて比較検討を行いましょう。
満足のいく売電先を見つけるために多少時間がかかってしまうことは仕方ありません。
焦ってしまうとそれだけ冷静に判断もできなくなってしまうので、できるだけ時間をかけて売電先の選択を行っていくのがベターであると言えるでしょう。