好きな家電→Panasonicスチーマーナノケア
電力自由化をアパートの人が利用しても大丈夫なの?
2016年から新たな電力自由化がスタートし、大きなビルや工場だけでなく、私たち個人や世帯でも自由に電気の購入先を選べるようになりました。
電力の小売り事業は今回の自由化により大きな動きを見せ、今までになかった様々な企業が電力事業に参入しています。
基本的にはどの世帯でも自由に電気を購入できるようになりましたが、お住まいの環境的な問題によって思ったように変更することができないこともあります。
アパートにお住まいの方の場合にもいくつかの問題が生じる可能性がありますので、あらかじめ知っておくことで電力自由化の波に上手に乗れるはずです!
アパートの方でも基本的には電力自由化は利用できる!
電力自由化の話題の中でよく見かけるのが、電力自由化の恩恵を受けられるのは持ち家の人のみだと勘違いしてしまっている方。
基本的にどの世帯でも電力自由化により電力会社を切り替えることが可能となっていますので、賃貸の方だとしても問題なく新電力を利用することができます。
ではアパートにお住いの方が電力自由化を利用できるのかどうか。
これに関しても結論から言えば利用することができます。
しかしアパートの方の場合、いくつかの問題を事前に確認しておくことが大切であると言えます。
スマートメーターを取り付けられるかどうか
電力自由化により新電力へ電力を切り替える場合には、今まで使っていたものから“スマートメーター”という新しい電力メーターへと交換しなくてはいけません。
この場合簡単な工事が必要となります。
電力メーターの交換は普段から行われているものですし、メーターも電力会社のものですので基本的に交換に問題はないのですが、一応大家さんに確認を取っておくことでトラブルを回避できるでしょう。
10年後くらいにはスマートメーターに全部切り替わるそうですので恐らく問題ないと言えるでしょう。
高圧一括受電契約に注意!
アパートの方が電力自由化による新電力に切り替える際に一つ注意をしていただきたいのが、高圧一括受電契約と呼ばれる電気供給の仕組みです。
これはアパートの管理組合が一括で電気を購入し、管理組合側からアパートの各世帯へ電気供給を行う仕組みのことを指します。
この高圧一括受電契約が行われる要因としては、管理組合が大きな電力を安く購入し供給することで、電気による利益を生み出すことなどが目的とされています。
もしお住まいのアパートが高圧一括受電契約による電気供給をしていた場合には、電力自由化による新電力の切り替えは難しいと言えます。
管理組合が一括で電力を購入し供給しているため、個別に電力を切り替えることはできないのです。
もし切り替える方法があるとすれば、建物全体の電気供給の仕組みを変える、もしくは引っ越しをしてしまうかのどちらかになるでしょう。
ちなみに高圧一括受電契約は10年契約などの長期契約が一般的と言われているので、現状そういった形で電気を供給しているところの場合には、管理組合側の契約的にも切り替えはなかなか難しいでしょうね。
アパートに住んでいる方で新電力に切り替えたい方は、大家さんに一度電気の供給システムを確認しておくことを忘れないようにしておきましょう。
アパート暮らしの方にお勧めしたい電力自由化の新電力!
ここからはアパートに住んでいる方にお勧めしたい電力自由化によって生まれた新電力をご紹介していきたいと思います。
電力自由化により様々な企業が電力事業に参戦し、今までになかったプランを展開しています。
HTBエナジーでとにかく安く!
HTBエナジーは大手旅行代理店であるH.I.Sの関連会社として登場した新電力です。
HTBエナジーの特徴は、今までに電気料金から使用量などに関係なく一律で5%の割引をするというプランになっています。
つまりHTBエナジーに乗り換えれば間違いなく今までよりも割安で電気が利用できるということですね。
アパートに一人で住んでいる方や日中あまり家に居ない方などは、こういったシンプルな割引の利くプランを利用するのがおススメです。
時間帯に合わせて安くなるプランも!
新電力の中には時間帯によって電気料金が変わるプランも多数出ています。
例えばアパートに一人暮らしをしていて、夜中にたくさん電気を使うという方は、時間帯別電灯と呼ばれるプランがおススメです。
日中の電気料金は従来よりも割高になるものの、夜から早朝にかけては電気料金が割安になります。
こういった時間帯別電灯のプランはそれぞれの電力会社によって時間帯や価格帯が変わりますので、自分が生活スタイルに合わせてお得ができそうなところを選ぶのが重要です。
自分の生活に合わせて安く電気を利用しよう!
アパートの方が電力自由化により電力会社の乗り換える場合には、大家さんに可能かどうかをまずは確認しておきましょう。
問題がなければ自分の生活スタイルにあった新電力プランを選んで、従来の電気料金よりも安く利用ができるようにしていきましょう!