電力自由化でアパートも電力会社を選べるようになる?
アパートで自由に電力会社を変更することは可能?
電力会社の乗り換えが可能なアパートとは?
基本的に、電気メーターが付いている通常のアパートでは乗り換えが可能となっています。マンションでは、電気代を高圧一括受電している場合は自由に電力会社を乗り換えることができません。アパートも同じように、一括受電をしているケースでは各家庭に戸別でメーターが取り付けられていません。このような場合は新電力と契約できないので注意しましょう。また、契約名義人が他人の場合も自由に変更することは不可能です。
アパートの電気代が一括受電かどうかを確認する方法
確信が持てない場合は事前確認を
後からトラブルが無いように、確信が持てない場合は事前に確認をしましょう。新電力と契約する場合、今までの電気メーターではなくスマートメーターと呼ばれる高機能な電気メーターを設置する必要があります。賃貸の場合は自分の持ち家ではありません。基本的に電気メーターは建物所有者のものではなく電力会社のものなので問題ありませんが、トラブルを防ぐためにも確信が持てない場合は事前確認しておきましょう。特に、直接自分名義で電力会社と契約していない場合は確認を怠らないように留意しましょう。
電力自由化でアパートでも電気料金がお得になる?
重要なのは「契約プラン」のチェック
電力自由化によって多くの新電力が増加しましたが、万人にとって「ここの会社がお得になる!」といったような電力会社は今のところありません。大事なのは、ライフスタイルに合った契約プランの見直しです。電力会社を変えなくても、今契約中の東京電力や関西電力など地域の電力会社のプランを見直すだけでも電気料金の節約になります。電力自由化に伴って、これらの電力会社でも新しいプランが続々と発表されています。
単純に電気料金だけで比較はできない
「セット割引」でお得になる例
通信会社の場合、auでんきやソフトバンクでんきといったおなじみの名前の会社から選ぶことができます。スマートフォンや携帯電話などをauやソフトバンクで契約している方は、電気代と月々のスマホ代、携帯代、インターネット代を一本化することでお得に利用できる可能性があります。また、
「サービス内容」でお得になる例
東京ガスも電力自由化に伴い、電力を供給するようになりました。東京ガスと受電を契約すれば、2018年3月までは24時間365日対応の「生活まわり駆けつけサービス」が無料で利用できたり、「クックパッド」のプレミアムサービスの一つである「人気順検索」が無料で利用できたりするなど日々に直結する魅力的なサービスがあります。このような単純に「電気代の節約」だけではないサービスが次々誕生しています。アパートでも料理を楽しみたい方にはうってつけのサービスですよね。