電力自由化後、オール電化で得するのは九州エリア?!
オール電化向けのプランを発表している会社は2つ
新しい九州電力のオール電化向けプラン
九州電力エリアの新しいオール電化向けプランは以下の通りです。
・九州電力の「電化でナイト・セレクト」プラン
・ナンワエナジーの「スタンダードオール電化」プラン
それぞれのプランは、どういった方々におすすめなのでしょうか?
「電化でナイト・セレクト」は大人数の家庭におすすめ
・21時〜翌日7時
・22時〜翌日8時
・23時〜翌日9時
これなら、ライフスタイルに合わせた料金プランに設定できそうですね。
休日の昼間も安い「電化でナイト・セレクト」
また、休日の昼間の電力も非常に安いです。3月〜6月と、10月〜11月の間の休日昼間の料金は、1kWh17.49円と破格です。休日にまとめて家事を片付けたい!という家庭におすすめです。
夜間の電気代が断然お得な「スタンダードオール電化」
7月〜9月のデイタイムは高めな「スタンダードオール電化」
電化でナイト・セレクトと、スタンダードオール電化は料金の設定が細かく異なるため、どちらかがお得になるとは言い切れないのですが、夜間料金や基本料金の安さは断トツでスタンダードオール電化です。しかし、7月〜9月のデイタイムにかぎっては1kWh33.57円と高めに設定されています。
どっちがお得?九州電力とナンワエナジー
電気をよく使う時間帯によってお得なプランが異なる
どちらも夜間料金が10時間と長いですが、夜間料金が圧倒的に安いのがナンワエナジーです。九州電力のプランの場合、夜間の時間の種類が選べ、季節によってはナンワエナジーよりも休日昼間の料金が安く設定されています。また、九州電力の場合は平日の昼間の電気料金も安いです。このことから、22時〜翌日8時に集中的に電気を使う場合はナンワエナジー、平日の昼間にも電力を使う場合は九州電力の方がお得と言えそうです。
基本料金が安いのがナンワエナジー
また、基本料金も安めに設定されています。ナンワエナジーのスタンダードオール電化の場合は以下の通りの基本料金になります。
・契約電力が6kVA以下のケースでは、1契約1,069円
・6kVA〜10kVAの場合は1契約1,458円
・10kVA以上になると、1kVAあたり262.44円
電力自由化後の九州電力の電化でナイト・セレクトの場合は以下の通りです。
・10kW以下の場合、1契約1,620円
・10kW〜15kWの場合は1契約4,320円
・15kW以上は1kWごとに540円
比べてみると、基本料金ではナンワエナジーの方がお得と言えるでしょう。
まとめますと電力自由化後のオール電化のご家庭の場合、九州電力エリアのご家庭はかなり安く電気を使用することができます。電力自由化後は東京電力エリアや関西電力エリアには新電力はなく、地域の電力会社からしかプランを選ぶことができません
。会社を選べるという意味でも、九州電力エリアは他の地域よりもお得となっています。