4月から施行される
電力自由化により
全需要に対する電気の小売りが自由にできるようになりました。これにより一般家庭においても電力会社を選ぶという選択肢が生まれ、これからの生活に大きく関与してくることになることが予想されています。
私達のような一般人にとって大きく関わってくるの部分というのは
料金面での幅が広がるという点であることは間違いありません。
実際にどのような動きになるのかを予想していきましょう!
日本は海外に比べて電気料金が高くついてしまっているという部分に関しては、電気事業の多様性が遅れていることが考えられるが、実際に自由化を先行して行っていたヨーロッパなどの諸国に関して言えば結果として料金が安くなるといった事例はあまりでていないのも事実です。
ですがそもそもの電気代が高いという面をみると日本はこれから値段が下がる可能性も十分にあると考えることもできます。
ただし1つ海外の事例を出して考えてみると少々危険性もあることが伺えます。
ニューヨークで起きた大停電が起きた要因はこの自由化にあり、これはコストを下げることを意識しすぎた電力会社がギリギリの状態で電気の送電をしていたことが原因となっていました。
想定上の電力を必要とされたがために供給できる電気が足りなくなってしまい、停電を引き起こすきっかけになってしまったのです。
これは日本においても起き得ることだと思いますし、電気事業のノウハウがない会社の参入は最初の段階ではこういったことが起きるかもしれないというリスクは拭えないのではないでしょうか。
もちろんその辺の対応はしっかりとしている会社が多いでしょうか、安定していて安全な供給ができるのかどうかをチェックしておくことも大事なことだと言えますね。