好きな家電→トースター
節電に関するよくある疑問と回答を調査
夏になるとよくニュースやテレビで節電してくださいというようなお願いがありますね。
皆さんの中にはどうして節電しなければいけないのか?など疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、節電に関する疑問とその回答を調査してみました。
どうして節電しなければいけないの?
これからその理由を見ていきましょう。
節電をしなければいけない理由
節電をしなければいけないのは、主に夏です。
どうして夏なのか。それは、夏の電力需要量が大きいからです。電力の需要量が大きいと、電力会社はそれだけ電力を供給しなければいけなくなります。
利用者の需要量が供給量を上回るような利用状況ですと、電力が行き渡らない家庭も出てくるでしょう。
そのため、電気をなるべく節約し、需要量を減らす必要があります。
また、日本の発電量にも限りがあるため、無限に電力を生み出せるわけではありません。
限りある電力をいかに上手に使うかが大切になってきます。
現在では、原子力発電所の稼働問題などで、慢性的な電力不足が日本各地で囁かれています。
電力の需要と供給が不安定になりつつある今だからこそ節電に取り組みましょう。
電力と地球温暖化
電力を生み出す際には、火力発電の場合は石炭や石油、液化天然ガスのような化石燃料を燃やします。
化石燃料を燃やすとどうなるかというと、電気が生成される代わりに空気中にCO2(二酸化炭素)が排出されます。
CO2は温室効果ガスの1つであり、温室効果ガスは地球の大気を暖める役割を担っています。
温室効果ガスがなければ地球の温度は人間が生活できないほど低くなるでしょう。
人間が生活する上では温室効果ガスは重要ですが、温室効果ガスの大気中の濃度が高くなると、過剰に地球を暖めることになり、地球温暖化に繋がります。
地球温暖化の影響で、南極の氷が融解し、水面が上昇します。
水面が上昇すると、水面近くにある島々が水没する危険性があります。
火力発電量が増えれば増えるだけ空気中に温室効果ガスが出るため、発電量を抑えたり、代替エネルギーを使用したりして対策する必要があるでしょう。
発電量を防ぐには、一人ひとりが電気の節約をしなければいけません。
節電は地球温暖化の防止に繋がっていることを頭に入れておきましょう。
どうすれば節電できる?
そんな疑問にお答えするべくさまざまな節電方法を調べてみました。
古い家電は買い替える
古い家電を買い替えることがどうして節電に繋がるのかわからないと思われるかもしれませんね。
家電は決して安くはありませんし、買い換えたほうが高くつく場合も考えられますが、実際のところは必ずしもそういうわけではありません。
昔と今を比べると日本をはじめとして各国の技術力は上がっています。
10年前と現在を比べてもその差は歴然です。
古い家電は消費電力が大きく、最新の家電は技術力によって消費電力を抑えることに成功しています。
消費電力が大きいとそれだけ使う電力も大きくなるので、電力を節約するのであれば消費電力が小さいほうが良いですよね。
古い家電を使っている方は新しい家電に買い替えることをおすすめします。
電力を節約できて、なおかつ電気代も節約できます。
長い目で見ると買い換えたほうが得になるので、家電を一新してお得に節電しましょう。
家電の使い方を考える
家電の使い方を工夫するだけで節電が可能です。
エアコンの場合は、こまめに電源をつけたり消したりするのではなく、つけっぱなしにした方が良いです。
エアコンは起動してから設定温度にするまでが一番消費電力量が大きくなります。
そのため、何度も電源をオンオフすると、それだけ室温を一定にするまでに使う電力が大きくなります。
つけっぱなしにしておくと室温が一定に保たれるため、消費電力量も小さくなります。
この際設定温度と外気温をなるべく近づけるようにすると今よりもさらに節約になりますよ。
テレビの場合は、つけっぱなしよりもこまめに電源を切った方が良いです。
テレビを見ない時は忘れずに消すのがポイント。
また、液晶画面の明るさも調節すると良いでしょう。
テレビ画面は明るければ明るいほど電力を消費してしまい、明るすぎる画面は目にもあまり良くないので、中や小に設定することをおすすめします。
まとめ
節電をしなければいけない背景には大きな理由が隠されていたのです。
地球温暖化は一人ひとりの意識を高めなければ解決するのは難しいでしょう。
地球温暖化の実態を把握し、電力の使用を抑えることが将来的な解決への鍵になります。
また、どうすれば電力を節約できるのかという疑問についても触れてきました。
節電は誰もが簡単に取り組めるものが多く、今すぐにでも実践できます。
まだ実践をしたことがない方は、少しでも良いので、家電の使用方法を工夫するなどして節電に挑戦してみてはいかがでしょうか?