電力自由化後【関西電力地域】のオール電化向けプラン
関西電力エリアで提供されているオール電化向けプラン
・今までどおりのプランで継続する
・電力自由化後に関西電力が提供する新しい料金プランを選ぶ
・オール電化向けではない他の電力会社のプランを選ぶ
の3択になります。新しくオール電化のお家にお引越しされる方やリフォームでオール電化のお家にする場合は、関西電力のオール電化向けプランを選ぶか、オール電化向けではない他の電力会社のプランを選ぶことになります。
関西電力が提供するオール電化向けプラン
電力自由化後、関西電力が提供するオール電化向けプランは以下の通りです。
・はぴeタイム
・時間帯別電灯
・季時別電灯PS
・eスマート10
現在「はぴeタイム」を契約している場合は注意
少人数の家庭には「時間帯別電灯」プランがおすすめ
ただし昼間の料金は高い
ただし、昼間の料金は最初の90kWhまでは24.71円ですが、90kWh〜230kWhまでは31.66円、230kWhを超えると36.14円と使えば使うほど高額になっていきます。夜や早朝に家事をする方におすすめと言えるでしょう。電力自由化後は、関西電力以外にも少人数家庭にとってお得なプランを打ち出している会社も多いです。オール電化であっても、関西電力以外も検討してみましょう。
大人数の家庭には「はぴeタイム」と「eスマート10」
・7月〜9月のデイタイム料金(平日10時〜17時)は1kWhごとに38.89円
・10月〜6月のデイタイム料金(平日10時〜17時)は1kWhごとに35.54円
・デイタイムを除いたリビングタイム(7時〜23時)は1kWhごとに27.32円
・ナイトタイム(23時〜翌日7時)は1kWhごとに13.1円
eスマート10の電気量料金は以下の通りです。
・7月〜9月のデイタイム料金(平日13時〜16時)は1kWhごとに42.65円
・7月〜9月のデイタイムを除いたリビングタイム(平日8時〜22時)は1kWhごとに34.12円
・10月〜6月のリビングタイム料金(8時〜22時)は1kWhごとに31.02円
・ナイトタイム(22時〜翌日8時)は1kWhごとに18.6円
オール電化で、夜遅くに電気を使うことが多い場合ははぴeタイムの方がお得でしょう。eスマート10は電力自由化後に導入されたプランです。夜間料金の時間を多くしたい場合は、eスマート10の方がが夜間料金の時間が長めです。
ピーク時間を上手く避けられるなら「季時別電灯PS」
ピーク時間を上手く避けられるなら、「季時別電灯PS」プランがおすすめです。電気量料金は以下のようになっています。
・7月〜9月のピーク時間(平日13時〜16時)は1kWhごとに60.7円
・昼間(7時〜23時)の電気料金は最初の90kWhまでは23.1円、90kW〜230kWhまでは30.61円、230kWh以上は35円
・夜間の電気料金(23時〜翌日7時)の電気料金は13.1円
ご覧のとおり、昼間のピーク時間の料金はかなりの高額です。平日は学校や会社などで、家に誰も居ないオール電化のご家庭におすすめでしょう。
2015年3月31日までにはぴeプランに加入していた場合はそのまま割引が適用されるので、そのままのプランにしておいたほうがお得かと思われます。気になる方は、料金シミュレーターのサイトなどで料金を計算してみることをおすすめします。電力自由化によって、ガソリン系の新電力や通信会社系の新電力などが提案するプランは、セット割引やその他特典も充実しています。そのため、一概に関西電力のオール電化プランがおすすめとは言いがたいです。セット割引や特典などで、より生活費を節約できる可能性があるためです。まずはライフスタイルの把握からはじめてみましょう。