電力自由化後【北海道電力地域】のオール電化向けプラン
北海道電力のオール電化プランは4種類
・ドリーム8
・ドリーム8エコ
・eタイム3
・eタイム3 (Sプラン)
それぞれのプランは、時間帯や季節によって基本料金や電気量料金が異なってきます。電力会社では基本的に、昼間の料金と夜間の料金で分けていますが、北海道電力のプランの場合は1日を3つに区切った料金プランが特徴的です。そして、eタイム3 (Sプラン)は、電力自由化後に新しく発表されたプランです。各家庭別にどういったプランがおすすめか解説していきます。
大家族や昼間に電気を多く使う場合は「eタイム3」がおすすめ
夜間にエアコンなどの暖房機器を使いたい場合におすすめ
特に安いのが、夜間(22時〜翌日8時)の電気料金です。1kWh14.37円とかなりリーズナブルとなっています。夜間でもエアコンなどの暖房機器を使ってしっかり温まりたいご家庭におすすめです。ヒートポンプ式湯水暖房を使っているご家庭にもおすすめです。夜間の時間を選べる出力会社は多いですが、eタイム3の場合、以下の3つの午後の時間を選ぶことができます。
・13時〜18時
・14時〜19時
・15時〜20時
午後時間以外の8時〜22時の朝晩時間は、1kWh39.94円と高めの設定なので、夜間に主に電気を使う場合がお得です。
蓄熱暖房機使用家庭は「ドリーム8」と「ドリーム8エコ」
・23時〜翌日7時
・22時〜翌日6時
・24時〜翌日8時
ドリーム8の場合、昼間は210kWh以上は40.1円と高く設定されています。そのため、昼間家に家族がいる場合や昼間に多くの電力を使う場合はあまりおすすめできません。
ピーク時間を設定して上手く避けれるなら「ドリーム8エコ」
ドリーム8エコの場合は、夜間時間は23時〜翌7時と固定されています。料金は1kWhごとに14.13円となっており、他プランとくらべて非常にリーズナブルな価格です。しかし、冬場の午後のピーク時間は60.02円と非常に高く設定されています。ピーク時間は以下の3種類から選択可能です。
・16時〜18時
・17時〜19時
・18時〜20時
ピーク時間以外の昼間の時間は90kWhまでは1kWh25.07円となっており、ドリーム8よりも安く設定されています。オール電化の家庭であっても、ピーク時間を上手く避け、昼間あまり電気を使わない場合はドリーム8エコがおすすめです。
6kVA以下の契約ならeタイム3 (Sプラン)
北海道に初めて引っ越してきた家族の場合は要注意!
電力自由化後、北海道に初めて引っ越してきた家族の場合、eタイム3 (Sプラン)にするのは注意が必要です。北海道では、冬場に沢山電気を使います。そのため、電気使用量がどれくらいかかるのかよくわかっていないうちは、eタイム3 (Sプラン)を契約するのは危険です。まずは、eタイム3 (Sプラン)以外のプランで検討するのがおすすめです。
このように北海道電力エリアの場合は、電力自由化後であっても、今のところ北海道電力以外にオール電化向けのプランを発表している電力会社はありません。電力自由化後に新しくオール電化のお家に住まわれる場合は北海道電力のプランを検討するのがおすすめです。しかし、北海道電力エリアでも、他の地域と同じように、携帯料金などのセット割引などのプランを販売している会社があります。(ソフトバンクでんきやauでんきなどがあります)。電力自由化後に生活費を節約したい場合、日々のライフスタイルから考えてお得になるプランを探しましょう。