2016年4月より「電力自由化」が始まり聞きなれない電力会社が多数参入しています。そこで「電力自由化」…
電力自由化で石油会社が人気!3社の電力プラン徹底比較!
電力自由化が始まってから早くも2ヶ月が経過しました。
その中で大手石油会社が次々と名乗りをあげ、お得な電力プランを打ち出しています。
そもそもなぜ普段はガソリンを売っている会社が電気を売るようになったのでしょうか?
また、どの会社のプランが一番お得なのでしょうか?
この記事では、
その中で大手石油会社が次々と名乗りをあげ、お得な電力プランを打ち出しています。
そもそもなぜ普段はガソリンを売っている会社が電気を売るようになったのでしょうか?
また、どの会社のプランが一番お得なのでしょうか?
この記事では、
- 昭和シェル石油の「ドライバーズプラン」
- JXエネルギーの「ENEOSでんき」
- 東燃ゼネラル石油の「myでんき」
電力自由化に石油会社が参入した理由は?
実は石油会社と電力自由化はとても相性が良いのです。
その理由の1つめは燃料を安く調達することができるという点、2つめは2016年3月以前から電力自由化に参入していたためノウハウが蓄積されているという点です。
普通は”各地域電力会社から購入した電気を自社のサービスとセットにして販売する”という形が多いですが、石油会社は違います。
昭和シェル石油もJXエネルギーも東燃ゼネラル石油も自前の発電所を用意しているのです。
石油会社というだけあり、発電に要する石油燃料を安く調達することが容易です。
自社の発電施設を作り、安い燃料で発電をすることで、安く電気を供給することが可能になっています。
大規模需要というのは、工場だったり学校だったりたくさん電気を使う施設のことです。
これ3社の石油会社は大規模需要に対する電力自由化に参入していたので、発電設備は整っていますし、供給に対するノウハウも持っています。
完全に新規参入する企業と比べると、技術や制度に信頼感が増しますね。
その理由の1つめは燃料を安く調達することができるという点、2つめは2016年3月以前から電力自由化に参入していたためノウハウが蓄積されているという点です。
燃料の安さは石油会社ならではのメリット。電気もお得に。
企業が電力自由化に新規参入する際に、一番の問題となるのはどこから電気を調達するかという点です。普通は”各地域電力会社から購入した電気を自社のサービスとセットにして販売する”という形が多いですが、石油会社は違います。
昭和シェル石油もJXエネルギーも東燃ゼネラル石油も自前の発電所を用意しているのです。
石油会社というだけあり、発電に要する石油燃料を安く調達することが容易です。
自社の発電施設を作り、安い燃料で発電をすることで、安く電気を供給することが可能になっています。
これらの石油会社には電力自由化のノウハウがある
全ての需要に対する電力自由化がなされたのは2016年4月からですが、実は1999年から大規模需要に対する小売の自由は認められていました。大規模需要というのは、工場だったり学校だったりたくさん電気を使う施設のことです。
これ3社の石油会社は大規模需要に対する電力自由化に参入していたので、発電設備は整っていますし、供給に対するノウハウも持っています。
完全に新規参入する企業と比べると、技術や制度に信頼感が増しますね。
昭和シェル、エネオス、東燃ゼネラル石油の電力プラン比較
それでは、この3社の実際の電力プランを比較していきたいと思います。
それぞれ特徴が異なるので、自分にはどのプランが合うのか参考にして下さいね。
この電力プランで契約すると、レギュラー・ハイオクのガソリンが1リットルあたり10円割引になります。
この割引は他のサービスとも併用可で、昭和シェル石油が提供するシェルスターレックスカードをご利用の場合1リットルあたり20円以上の割引にもなります。
よく車に乗る方で、普段Shellで給油をするなら是非ともおすすめしたいプランです。
電気代についても、たくさん電気を使う場合は東京電力よりも安くなります。
一ヶ月に約180kWh以上使う場合は関西より電気料金が安くなります。
また、にねんとくとく割という通り、2年間の長期契約をすることによって1kWhあたり0.2円の割引を受けることができます。
0.2円と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、4人家族の年間電気使用量は平均5500kWhと言われており、それだけで年間1100円の割引になります。
中でもおすすめのプランはまとめてプラン○○という定量プラン。
例えばまとめてプラン500なら500kWhまで電気料金が定額で11,376円というように、一定量まで額が変わらないのが特徴です。
東京電力の従量電灯Bで500kWh使った際の料金が12,981円ということを考えるとどれだけお得か一目瞭然ですね。
それぞれ特徴が異なるので、自分にはどのプランが合うのか参考にして下さいね。
昭和シェル石油「ドライバーズプラン」
昭和シェル石油の提供するドライバーズプランの特徴は何と言ってもガソリンとのセット割であるということです。この電力プランで契約すると、レギュラー・ハイオクのガソリンが1リットルあたり10円割引になります。
この割引は他のサービスとも併用可で、昭和シェル石油が提供するシェルスターレックスカードをご利用の場合1リットルあたり20円以上の割引にもなります。
よく車に乗る方で、普段Shellで給油をするなら是非ともおすすめしたいプランです。
電気代についても、たくさん電気を使う場合は東京電力よりも安くなります。
JXエネルギー「エネオスでんき(Aプラン+にねんとくとく割)」
エネゴリくんで有名なENEOSが提供しているのがこのエネオスでんき(Aプラン+にねんとくとく割)です。一ヶ月に約180kWh以上使う場合は関西より電気料金が安くなります。
また、にねんとくとく割という通り、2年間の長期契約をすることによって1kWhあたり0.2円の割引を受けることができます。
0.2円と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、4人家族の年間電気使用量は平均5500kWhと言われており、それだけで年間1100円の割引になります。
東燃ゼネラル石油「myでんき(従量電灯B まとめてプラン)」
東燃ゼネラル石油はこの3社の中でもいち早く電力事業に乗り出した歴史のある企業です。中でもおすすめのプランはまとめてプラン○○という定量プラン。
例えばまとめてプラン500なら500kWhまで電気料金が定額で11,376円というように、一定量まで額が変わらないのが特徴です。
東京電力の従量電灯Bで500kWh使った際の料金が12,981円ということを考えるとどれだけお得か一目瞭然ですね。
電力自由化ではライフスタイルによって電力プランを選ぶのが大切
いまご紹介したこの3社だけの比較でも、かなり特色に違いがあります。
電力自由化で一番大切なのは、自分のライフスタイルにあわせた電力プラン選びをすることです。
車をたくさん運転する方なら昭和シェル石油、
とにかく電気料金を下げたいという方ならJXエネルギー(エネオスでんき)、
月々の電気代を気にせずたくさん電気を使いたいという方なら東燃ゼネラル石油、
このように人それぞれおすすめのプランは変わります!
ご自身の電気使用量やセット割の内容に注目して比較をし、契約する電力プランを選ぶと電力自由化でお得に過ごすことができるようになりますよ!
電力自由化で一番大切なのは、自分のライフスタイルにあわせた電力プラン選びをすることです。
車をたくさん運転する方なら昭和シェル石油、
とにかく電気料金を下げたいという方ならJXエネルギー(エネオスでんき)、
月々の電気代を気にせずたくさん電気を使いたいという方なら東燃ゼネラル石油、
このように人それぞれおすすめのプランは変わります!
ご自身の電気使用量やセット割の内容に注目して比較をし、契約する電力プランを選ぶと電力自由化でお得に過ごすことができるようになりますよ!
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