電力自由化が2016年から始まり半年がたちました。一定期間が過ぎたことでわかってきた電力自由化のこれか…
賃貸でも電力自由化で新電力に切り替えることはできる?
しかし、
「電力自由化が始まったけどアパートに住んでいるから関係ない」
「マンションだから電力会社を切り替えられない」
などという悲しい声をよく耳にします。
が、実は賃貸でも新電力に変更することは可能なのです!
この記事では賃貸でも電力自由化の恩恵を受けられる理由を丁寧に解説していきます!
賃貸マンション・アパートでも新電力に切り替えることは可能!
賃貸でも新電力に切り替えてお得な電力プランに変更することは可能です。
その理由は、電力会社を切り替えても電気を配送する配電線は変わらないからです。
特にこれといった工事をするということはないので、大家さんに許可を取る必要すらありません。
あなたが電気代を支払う電力会社が変わるだけで、送られてくる電気の質は一切変わらないのです。
従来の電気メーターを取り外して新しいメーターをつけるので、大家さんに許可を取る必要がある、かと思いきや電気メーターは電力会社のものなのでその必要すらありません。
そもそも、2026年までに全てのメーターがスマートメーターに変更されることになっているので、それがちょっと早まるだけというわけです。
引っ越すときや解約するときも関係なく、スマートメーターはそのままで大丈夫です。
法律ではOKでも人間関係で面倒くさいことになることもあるので、念のため一声かけておくと確実かもしれませんね。
また、下記のように電力会社切り替えができない賃貸もあるので、その確認も兼ねることができます。
その理由は、電力会社を切り替えても電気を配送する配電線は変わらないからです。
特にこれといった工事をするということはないので、大家さんに許可を取る必要すらありません。
あなたが電気代を支払う電力会社が変わるだけで、送られてくる電気の質は一切変わらないのです。
スマートメーターの設置が必要だが、問題ナシ
しいて言えば、電力自由化で新電力に切り替えるためにはスマートメーターの設置が必要となります。従来の電気メーターを取り外して新しいメーターをつけるので、大家さんに許可を取る必要がある、かと思いきや電気メーターは電力会社のものなのでその必要すらありません。
そもそも、2026年までに全てのメーターがスマートメーターに変更されることになっているので、それがちょっと早まるだけというわけです。
引っ越すときや解約するときも関係なく、スマートメーターはそのままで大丈夫です。
賃貸なら大家さんに一言声をかけると安心かも?
とはいえ、勝手にスマートメーターに変更するとなると嫌な顔をする大家さんもいるかもしれません。法律ではOKでも人間関係で面倒くさいことになることもあるので、念のため一声かけておくと確実かもしれませんね。
また、下記のように電力会社切り替えができない賃貸もあるので、その確認も兼ねることができます。
一部の賃貸マンションやアパートでは不可能な場合も……
電力自由化とはいえ、残念ながら一部の賃貸では電力会社が切り替えできない場合があります。
賃貸マンションであれば既に高圧一括受電契約をしている場合、アパートであれば大家さんがまとめて電気代を払っている場合などが当てはまります。
。小規模中規模のマンションは対象外なので関係ありませんが、大規模マンションの20%は既にこの高圧一括受電契約をしています。
高圧一括受電をすると電気代が安くなるので、ロビーや廊下などの共用部分の負担を小さくするためにこの契約をしているというケースが多々あります。
入居者としては管理費用が下がるというメリットがあるのですが、既に契約している電力会社が固定されてしまっているので、電力自由化の恩恵を受けることができなくなってしまいます。
こういう場合は電力会社切り替えを諦めて、他の部分で安くなっているから仕方ないと割り切るしかありません。
これはもちろん電力会社と契約しているのは大家さんだからです。
しかし、このケースであれば諦めるのはまだ早いかもしれません。
もしも大家さんを説得することが出来れば、アパート全体の電力会社を切り替えることができて、電気料金を下げることができるかもしれませんからね。
とは言え、セット割やサービスの対象は大家さんなので、結局電力自由化の恩恵をフルで享受することはできないかもしれません。
こういう場合も素直に諦めて、家賃が安いから仕方ないなどと割り切るしかありませんね。
賃貸マンションであれば既に高圧一括受電契約をしている場合、アパートであれば大家さんがまとめて電気代を払っている場合などが当てはまります。
マンションが高圧一括受電契約をしている場合
高圧一括受電契約をしているマンションでは、電力自由化でも電力会社を切り替えることができません。小規模中規模のマンションは対象外なので関係ありませんが、大規模マンションの20%は既にこの高圧一括受電契約をしています。
高圧一括受電をすると電気代が安くなるので、ロビーや廊下などの共用部分の負担を小さくするためにこの契約をしているというケースが多々あります。
入居者としては管理費用が下がるというメリットがあるのですが、既に契約している電力会社が固定されてしまっているので、電力自由化の恩恵を受けることができなくなってしまいます。
こういう場合は電力会社切り替えを諦めて、他の部分で安くなっているから仕方ないと割り切るしかありません。
古いアパートなどで大家さんが電気料金を集めている場合
古いアパートや下宿などでたまにあるのですが、電気料金を大家さんが一括で集めて支払っているという場合は電力会社を切り替えることができません。これはもちろん電力会社と契約しているのは大家さんだからです。
しかし、このケースであれば諦めるのはまだ早いかもしれません。
もしも大家さんを説得することが出来れば、アパート全体の電力会社を切り替えることができて、電気料金を下げることができるかもしれませんからね。
とは言え、セット割やサービスの対象は大家さんなので、結局電力自由化の恩恵をフルで享受することはできないかもしれません。
こういう場合も素直に諦めて、家賃が安いから仕方ないなどと割り切るしかありませんね。
電力会社切り替えOKな賃貸の見分け方
上記のようなケースでなければ、基本的には電力会社は自由に決めて大丈夫です。
しかしそれでも不安だという方のために、電力自由化OKな賃貸の見分け方をご紹介します。
大型のマンションでは8割のマンションでは大丈夫ですが、あと2割は高圧一括受電をしているので残念ながら不可能です。
家を契約したときの書類を引っ張り出してきて、高圧一括受電契約をしているマンションかどうか調べましょう。
不動産屋さんや管理人さんに聞いてしまうのが一番早いかもしれませんね。
また、電気メーターが一部屋ずつに設置されているならば電力会社を切り替えて大丈夫です。
しかしそれでも不安だという方のために、電力自由化OKな賃貸の見分け方をご紹介します。
マンションの場合
マンションの場合、小規模中規模のマンションであれば100%大丈夫です。大型のマンションでは8割のマンションでは大丈夫ですが、あと2割は高圧一括受電をしているので残念ながら不可能です。
家を契約したときの書類を引っ張り出してきて、高圧一括受電契約をしているマンションかどうか調べましょう。
不動産屋さんや管理人さんに聞いてしまうのが一番早いかもしれませんね。
アパートの場合
アパートの場合、大家さんが電気料金を一括で払っていなければその時点でほぼ問題ありません。また、電気メーターが一部屋ずつに設置されているならば電力会社を切り替えて大丈夫です。
賃貸だからと諦めず電力自由化ライフを謳歌しよう!
賃貸では電力会社を切り替えられないというケースもありますが、全体で見ると圧倒的に稀でしょう。
せっかく始まった電力自由化、自分にあった電力プランを見つけることができれば、電気料金をお得にするばかりではなく、他にも様々なサービスを受けることが可能です。
賃貸だからと諦めずに電力自由化でお得な毎日を過ごしましょう!
せっかく始まった電力自由化、自分にあった電力プランを見つけることができれば、電気料金をお得にするばかりではなく、他にも様々なサービスを受けることが可能です。
賃貸だからと諦めずに電力自由化でお得な毎日を過ごしましょう!
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