節電に有効な加湿器の選び方

TOP > 節電 > 加湿器は加湿方式で電気代が変わる!節電に有効な選び方とは

加湿器は加湿方式で電気代が変わる!節電に有効な選び方とは

加湿器は1年中利用する家電であるため、節電方法についてある程度知識を付けた上で購入する必要があると言えるでしょう。

現在では加湿器の種類も様々となっており、さらに搭載している機能によって消費する電気量でさえも変わってきます。

とくに節電を重視したいのであれば省エネを意識した選び方を、あらかじめ知っておくことでより満足のいく商品を選ぶことができるはずです。

今回は節電に有効な加湿器の選び方についてご紹介していきたいと思います。

加湿器を選ぶときは自分に最も合っているタイプを重視すべし

加湿器の選び方といっても実はいろいろな方法があります。

たとえば加湿方法で選ぶ場合もあれば加湿容量で選ぶ場合などがあり、一概にはコレというものが無いと言えるかもしれません。

また節電を考えている場合は消費電力にも注意しておきたいところですね。

一番有効なのは自分に最も合うものを選ぶという基準で比較をしていくことです。

後悔しない買い物をするためにもまずはおすすめの比較方法について知っておきましょう。

加湿器は加湿方式で電気代が異なる

加湿器の選び方として加湿方式で比較する方法があります。加湿方式はスチーム式超音波式気化式の3種類に分かれています。

また複数の加湿方式を備えることで、それぞれの不足要素を補うことができるハイブリッド式なんてものもあります。

実はそれぞれの方式にはメリットとデメリットがあり、どれが自分に合っているかを検討した上で選ぶことになります。

スチーム式は衛生的だが電気代が一番かかる

スチーム式の加湿器を例に挙げてみると、一度水を沸騰させて蒸気を出すため、加湿量だけでなく衛生的にも有効というメリットがあるのですが、ヒーターによる加熱を行うために電気の消費が大きく節電には向いていないというデメリットがあります。

超音波式と気化式は定期的なメンテナンスが必要

逆に超音波式と気化式の場合はスチーム式よりも、電力の消費が小さいので節電に向いています。

しかし超音波式はスチーム式よりも雑菌が発生しやすいため、しっかりメンテナンスをする必要があります。

また気化式の場合は節電に向いてはいるのですが、超音波式と同じように雑菌やカビが発生しやすく、加湿するのに時間がかかるのとファンの音が大きいという欠点を持っています。

このように加湿方式によってはメンテナンス面や電力の消費量にデメリットを抱えている場合があるので、加湿方式で選ぶ際にはこれらのデメリットを考慮した上で購入する必要があります。

また節電にも関わってくるので加湿方式の選択によって、電気代にも影響が出るということも覚えておきましょう。


付加価値を考慮して加湿器を選ぶのもアリ

また加湿器には様々な付加価値があるのでその点を重視して選ぶという方法もあります。

付加価値にも生活で役立つ様々な機能があるので、節電を念頭におきつつそれぞれのメリットを考慮してじっくり検討することをおすすめします。

好みや体質に合わせて付加価値を選ぼう

たとえばよくある型としてアロマオイルを使えるタイプがあります。

アロマディフューザ機能が付加されているものであれば、お部屋を加湿すると同時にオイルの香りを楽しむことができます。

また暖房機能が付いているものであれば暖房を使っていても加湿で乾燥を防ぐことができますし、他にも空気清浄機能を持っているものならば花粉が気になる季節が来たときに利用できます。

節電するためであれば電気消費量がなるべく少ないものが好ましいですが、乾燥が気になるあるいは花粉アレルギーなどの場合は、これらの付加価値も重視して検討してく必要があるでしょう。


節電に適している加湿器はコレだ!

加湿器は通年通して利用する家電ですので、やはり消費電力を考慮した上で購入するのがおすすめです。

とくに新電力会社で電気代を安くしたい場合は、加湿器を利用する場合でも節電を意識した商品を選ぶ必要があると言えるでしょう。

1台で多機能なハイブリッド式は要所で節電が可能

節電を重視して選ぶのであればハイブリッド式も適しています。

こちらのタイプはスチーム式と気化式の加湿方式が一緒に搭載されており、用途に合わせて加湿方式を切り替えることができます。

乾燥しているときはスチーム式での加湿を行い、普通の湿度であれば気化式を使うことで節電が可能です。

ハイブリッド式の場合は1台で複数の機能を備えているため便利なのですが、その分値段は通常よりやはり高めになります。

とはいえ節電に役立つことは確かなので、初期費用をかけるか否かが購入の分かれ目になるでしょう。

一番お得なのは気化式!こまめな手入れを忘れずに

前述したように加湿器にはスチーム式と超音波式と気化式からなる、3つの加湿方式があるとお伝えしましたが、最も電気の消費量が少ないのは気化式なので節電を重視するのであれば最もおすすめであると言えます。

また気化式はファンでの加湿であるため、本体価格も一番安く購入しやすいというメリットもあります。

安価で購入できて節電効果もあるので、日常生活でも気楽に使える気化式ですが、加熱しないのでタンクやフィルターに雑菌やカビが繁殖しやすくこまめなメンテナンスが必要です。

節電はもちろんですがまめに掃除することも考えて購入する必要があると言えそうです。


私がお届けしました!

ブンヤ教授
ライター/ニュース担当
電力自由化関連のニュース集めが得意

関連する他の記事