今すぐできる!企業でできる節電の取り組み
家庭はもちろん、会社の電気代も節約できたら嬉しいですよね。
企業では、どのような節電対策を行うことができるのでしょうか?
単にこまめに蛍光灯を消すだけでなく、様々な節電方法を解説していきます。
普段から節電への取り組みを意識していると、いざ大幅な電気料金の値上げが起こった時にも慌てずに済みます。
企業でできる節電の取り組みについて詳しく解説していきます。
基本的な企業での節電の取り組み
以下のような方法は、特別な工事なども必要なくすぐに試すことができます。
・使っていない蛍光灯はすぐに消す
・部屋の全ての蛍光灯を使わない(1/3は消しておく)
・休憩中は蛍光灯を消す
・社内で使用するパソコンは省エネ設定にする
・長時間席を離れる場合にはモニターの電源を切る
・夏場はネクタイや長袖のワイシャツ、背広を強制せず、社内でクールビズをする
・夏場は打ち水を行う
・残業をできるだけ行わないようにする。
・有給休暇の消化などを推奨する
人が社内に長時間いればいるほど、電気使用量は大きくなります。残業を無くしたり、有給休暇をとったりというのも、実は企業の節電に繋がります。
■節電方法を選択する上での注意事項
節電を行う上で大切なことは、快適性や経済活動を著しく損なうようなことは基本的に行わないことです。
いくら節電ができるからといって、企業の社員の仕事の効率に大きく悪影響を及ぼす場合は、結果的に売上が落ち、悪循環になってしまいます。
無駄なところは省き、電気が必要な時にはしっかり電気を使うことも、節電に繋がります。無理なくできる範囲で行える取り組みだけを行いましょう。
照明や窓の見直しが効果的
執務室の場合、300〜500ルクスの500ルクス以下の照明へ交換することがおすすめです。
過度の高ルクスの照明は、電気代が無駄になってしまいます。
照明なら費用も大きくかからず、簡単に節約に取り組みが可能です。
今一度、照明を見直すことをおすすめします。
また、窓を採光窓にすることで、無駄な照明の使用を控えることができます。
■消灯ボタンの見直しも効果的
また、消灯ボタンの見直しも効果的です。
一括消灯ボタンを設置することで、社内の電気を消し忘れることがありません。
社内の消灯ボタンがあちこちにある場合はどうしても消し忘れてしまい、無駄な電気代がかかる可能性があります。
一括消灯ボタンで、節電も節約も同時に叶えることができます。
まだ導入していないという場合は是非検討してみてください。
節約への取り組みといえば「再生可能エネルギー」
しかし、いきなり太陽光発電システムを社内に導入するのは予算的にも厳しいですよね。
そんな場合におすすめなのが再生可能エネルギーを使ったFIT電気を販売している新電力との契約です。
単にFIT電気を購入することができるだけでなく、現在の電気料金よりも安い電気代になる可能性があります。
ビジネスプラン向けにFIT電気を販売している企業はソフトバンクでんきやLooopでんきなどがあります。
Looopでんきは基本料金0円でおすすめ
電気料金といえば、基本料金がかかり、電気の使用量に応じて電力量料金がかかってきます。
しかし、Looopでんきの場合ですと基本料金が0円なので、電気を使わない月でも安心です。
■Looopでんき「ビジネスプラン」の電気料金
企業向けのLooopでんき「ビジネスプラン」では、以下のような料金設定となっています。
・北海道電力エリアでは1kWhにつき31円
・東北電力エリアでは1kWhにつき27円
・東京電力エリアでは1kWhにつき27円
・中部電力エリアでは1kWhにつき27円
・関西電力エリアでは1kWhにつき26円
・中国電力エリアでは1kWhにつき25円
・九州電力エリアでは1kWhにつき24円
どのエリアでも、基本料金は0円です。
1年の中で、数ヶ月使わない事業所がある場合などにはとてもおすすめのプランです。
企業にもよりますが、今までの電気料金よりも6,000円〜10,000円の節約が可能になる場合もあります。
ただし、事業所によっては逆に電気料金が高くなってしまう場合もあるので、十分吟味することをおすすめします。
長く続けられる節電方法がおすすめです
日頃から蛍光灯やパソコンの電源をこまめに消すことも重要ですが、一括消灯ボタンを導入したり、採光窓に交換したりするなどが便利でおすすめです。
再生可能エネルギーを利用したくても初期費用などの負担が気になる場合は、FIT電気が簡単に購入できる新電力への切り替えがおすすめです。
電気料金も、今契約中のプランよりも安くなる可能性があります。