マンションでも電力自由化!気になる3つの疑問点
マンションで電力会社を変更する時、新しく電線を引く工事が必要?
今までの電気の品質より劣ることは無い
先ほど説明した通り、電力会社を変更しても新しく電線を引く手続きはありません。これは戸建てでも賃貸でも同じです。そのため、今までの電気のように、電気の質が悪くなるというわけではありません。どこの電力会社から電気を買っても品質は同じになります。契約プランによってはアンペア数を低くした結果、ブレーカーが落ちやすくなる可能性もあります。これは、単に同時に使える電力の上限が減っただけで、電気の質は全く関係ありません。
新しく契約した電力会社が倒産しないか心配
停電が増えたりすることも無い
気になるのが、電力会社の変更で停電が増えるのかどうかですよね。先ほど説明した通り、電線や設備は今までと変わらないので電気の品質は変わることはありません。しかし、万が一新しい契約会社で発電量が不足したりする場合もあります。そういった場合は地域の電力会社が電力を補ってくれるので、電力の供給が不安定になることはありません。そのため、電力会社が原因で停電するということはありません。(単純に電気を使いすぎた場合はブレーカーが落ちます)
電力自由化で得するのはどんな人?
一人暮らしの暮らしの方の上手な電気代の節約方法
気になるのは、賃貸マンションに一人暮らしの人は電力自由化によってあまり得しないのではないか?ということですよね。確かに、単に電気料金だけを比べた場合、一人暮らしの方は年間で電気代が5,000円の節約しかできないので、月々に換算すると数約円の節約になります。しかし、各会社が提供するセット割引を使えば費用をさらに抑えることができるのはご存知でしょうか。ソフトバンクでんきの場合、スマートフォンや携帯電話の料金とインターネット代、電気料金を一本化できます。セット割引にすることで、最終的な月々のコストはぐっと抑えることができます。
マンションのメーターは勝手に交換してもらっていいの?
電力自由化による競争の激化で、電気にまつわるサービスが、これからどんどん向上することでしょう。すぐに電力会社を変更しなければ!と焦るのではなく、まずはじっくり各会社のプランを比較してみましょう。きっとあなたのライフスタイルに合ったプランを提供している会社を見つけることができるでしょう。そのためにも、日々情報収集を忘れずチェックしておきましょう。