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そうなのであれば、クリーンエネルギーで発電している電気だけを供給してほしいと思っている人も多いのではないでしょうか。
自分が供給してもらう電力をクリーンエネルギーだけに変えることは可能なのかを紹介していきます。
電気を発電するために必要なのは主に石油や石炭、天然ガスを燃やした火の力で起こす電気です。
これらは地球の資源である化石燃料の石炭や石油などを使うため電気を起こせば起こすほどその量は減ってしまいます。
現在、発電のための技術も進歩していったので、以前よりも少ない化石燃料で多くの電気を発電できるようになりましたが、これらの化石が地球上に無尽蔵にあるというわけではありません。
限られた資源のためこれらを無限に使うことはできないです。
そんな事情もあってか、クリーンエネルギーは再生可能なエネルギーとしても注目をされています。
これらは自然界に常にあり、なおかつなくなることのないエネルギーのことです。
資源を使い果たすことなく環境も悪化させないクリーンエネルギー。
どのようなクリーンエネルギーがあるかというと具体的には
太陽の光で発電するもの
・風の力で発電するもの
・水の力で発電するもの・地熱で発電するもの
・太陽熱発電するもの
・大気の中の熱で発電するもの。
これら7つの種類があるといわれています。
ですが、日本の実情は化石燃料を燃やして起こす発電が主な電源になっています。
そのため電力自由化になった場合でも、この化石エネルギーを元にした電力を使うことが多くなってしまうのです。
太陽光発電や風力発電、水力発電なので起こしたクリーンエネルギーの電気だけを買うことは不可能なのでしょうか?
実際にこれらのクリーンエネルギーを電気を主に供給している新電力会社は多いです。
しかし供給している電力の100%をクリーンエネルギーでカバーしている業者は現在1社もありません。
新電力会社にはどのエネルギーを使って起こした電気をどれだけ供給しているのかという詳しい詳細を公表しなければならないという法律がないため実際にどの電源を使っているのかというのは分かりにくいのが実情ですが、新電力会社によってはこのどのエネルギーを使って供給してるのかというのをしっかりと公表している業者もあります。
この業者をチェックしてなるべく多くのクリーンエネルギーを供給しているところを探せばいいのです。
ですがその前に知っていただきたいのはこれから先もクリーンエネルギー100%で供給される電力というのは存在しない可能性が高いという事実です。
これは電気供給の仕組みから仕方のないことと言っても過言ではありません。
全ての電気は送配電のなかでどこかで混ざるような仕組みに現在の日本はなっているのです。
いろんなところで作られた電気は水の流れのように一つの流れにまとまるようにできています。
1本1本の川として個別しているわけではないのです。
このような仕組みになっているため、化石エネルギーでつくった電気もクリーンエネルギーでつくった電気も最終的には一つの電力としてまとめられるようになっています。
クリーンエネルギーは化石エネルギーに取って変わっていくことは今後可能なのでしょうか?
クリーンエネルギーは化石エネルギーと違って資源がなくなることもないのですが、その発電量というものが今の技術では非常に少なく、クリーンエネルギーだけで発電された電力で日本の電気をまかなうことはできません。
今後の課題としてこのクリーンエネルギーだけで電力を供給できる発電システムの改善や送配電網の改善など様々な問題があがっています。
解決すべき問題はまだまだ山積みなのです。
新電力会社の中ではクリーンエネルギーを主に供給すると宣言している会社もあります。
電力自由化したのでクリーンエネルギーを供給したいと思ってる人にとっては非常に嬉しい試みなのですが、実際は化石エネルギーで作られた電力とクリーンエネルギーで作られた電力、これらは混ざってしまうのが今の日本の配電の仕組みのため、クリーンエネルギーだけで供給してもらうのは不可能なのです。
電力自由化に伴いこのような選択を望む人も多いですが、まだその希望通りになる現実は遠いようです。