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電力自由化で新電力の会社を比較する際の切り替え方法とQ&A
ここでは、新電力の会社を比較する際の電力自由化の切り替え方法とQ&Aについてご紹介しましょう。
電力自由化とは
電力自由化は以前から大きな会社で実施されてきましたが、家庭では最近スタートしました。
これからは個人宅にも関係してくるため、仕組みをきちんと把握しておきましょう。
電気代を節約するために電力会社を比較することも必要ですが、実際には仕組みがその前に分かっていなければ、騙されたり不利益を被ったりする場合があります。
ここでは、電力自由化で新電力の会社を比較する際の電力自由化の切り替え方法とQ&Aについてご紹介しましょう。
現在契約している電力会社を切り替える場合にはどうすればいいか?
現在契約している電力会社を切り替える場合にはどうすればいいのでしょうか?
電力会社を切り替えると電気代が安くなると言っても、手続きする方法が分からないと切り替えることができないでしょう。
電力会社を切り替える方法は、非常に簡単です。
ここでは、新電力の会社に切り替える方法についてご紹介しましょう。
■契約している内容をチェックする
毎月検針票が電力会社から届いているはずなので、可能であれば電気代を過去1年分のものを比較しておきましょう。
もし、検針票を捨ててしまった場合には、東京電力管内の場合は「でんき家計簿」という最大過去2年分の電気代がチェックできるサービスがあるため、自宅の電気代をチェックしてみましょう。
東京電力の新しくプラスされた電気料金プランも比較することができます。
なお、検針票には2016年1月からは「供給地点特定番号」という22ケタの番号が記載されています。
申し込みの際には「お客様番号」も同時に必要になるため、分からない場合は現在契約中の電力会社に確認しておきましょう。
このような番号を切り替えしたい新電力の会社に連絡すると、非常にスムーズに契約が進むでしょう。
■切り替えしたい新電力の会社に確認する
では、どのようにして電気代は比較するといいのでしょうか?
現在の電気代が分かれば、電気代がどの程度安くなるか、比較サイトでチェックしてみましょう。
現在は、従来からある電力会社の大手以外に、新電力の会社が非常に多く参入しているため、どこにするといいか全く分からないでしょう。
このような場合は、電気料金の比較サイトなどで前もって比較しておきましょう。
申し込みする際は、切り替えをスムーズに行うシステムがあるため、解約手続きを現在契約中の電力会社にする必要はありません。
■スマートメーターを取り付ける
新電力の会社に申し込みすると、スマートメーター取付の連絡が従来の電力会社から入ります。
スマートメーターは、電力量計の検針が遠隔操作でできるもので、新築住宅の場合にはすでに取り付けが終わっていることがあります。
スマートメーター取付の工事に必要な時間は15分程度ですが、停電することは基本的にないため安心です。
新電力の会社に申し込みした後、実際に新電力の会社から電気が供給され始まるまでには、2ヶ月くらいかかるそうです。
スマートメーターは既存の家庭の場合でも、5年〜7年かけて切り替えするそうですが、優先的に新電力の会社に切り替えした家庭から変更するそうです。
無料で切り替えしてくれるため、焦らないで待ちましょう。
電力自由化のQ&A
基本的な電力自由化の仕組みなどは把握できたと思いますが、疑問に感じることも多くあるでしょう。
ここでは、電力自由化の主なQ&Aについてご紹介しましょう。
■マンションの場合でも電力会社を自由に選択できるか?
基本的には、マンションの場合でも自由に電力会社を選択できますが、一括契約している場合はできません。
部屋ごとに個別に電力会社と契約している場合には、契約してる方が自由に電力会社を選択することができます。
しかし、マンション全体で契約をしている場合は、管理組合のルールで切り替えできない場合が多くあります。
また、賃貸住宅の場合、電力会社と自分の名義で契約していると、大家さんに了解を得なくても新電力の会社に切り替えができます。
私の知り合いでマンションに住んでいる人は、一括受電であったので、新電力の会社に切り替えができませんでした。
新電力の会社を選択したかったにも関わらず、電力自由化前に一括受電になったそうです。
今切り替えを検討している方で集合住宅に住んでいるという方は、マンションの大家さん、あるいは管理組合によく確認してみましょう。
■新電力の契約した会社が倒産すると電気は止まるか?
従来の電力会社の大手が電気を供給しており、電気が止まることはないため安心です。
もし仮に、契約した新電力の会社が倒産すれば、電気が使えなくなるため困ってしまいます。
しかし、倒産などで電気が止まった場合は、それぞれの地域にある電力会社の大手が電気を代わりに供給してくれます。
この切り替えそのものも無料であるため、お金がかかりません。
万が一という時でも安心して新電力への切り替えができますね。