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四国電力のクリーンエネルギー対策に対する取り組みについて
四国電力はクリーンエネルギー対策でどういったことに取り組みを行っているのでしょうか。
ここでは、その四国電力のクリーンエネルギー対策に対する取り組みについて具体的にご紹介しましょう。
四国電力は地域と共存し、地域とともに歩んで、地域とともに反映するという基本理念のもとで、環境に対して規制を守ることはもちろん、次のような方針にもとづき地域と地球の環境を守ることに全社をあげ取り組んでいます。
いったいどのようなクリーンエネルギーへの取り組みを四国電力は行っているのでしょうか。
○四国電力のクリーンエネルギー対策に対する理念
シリコンなどに代表される半導体には光を電気に変換する性質があり、太陽電池はこれを利用したシステムで、構造は二種類の半導体からできています。
一つはN字型半導体で、いっぽうはP字型半導体というもので、この二つを接合することによって電極をそれぞれ付けています。
なお、太陽電池に光エネルギーを当てますと、負と正の電気が発生して負の電気はN字型の方へ、正の電気はPの方へと分離され、電極どうしの間に電圧が起こってこれに外部の負荷がかかることによって、電流が流れて点灯する仕組みです。
●松山太陽光発電所とは
平成8年に運転が始まった松山太陽光発電所は、平成22年には増設が行われて出力が2042キロワットとなりました。
それにより、四国で初めてのメガソーラー発電所になったのです。
この松山太陽光発電所は、年間発電量が250キロワットとなっており、年間800トン程度の二酸化炭素の削減が可能となりました。
他にも一戸建て住宅用太陽光発電システムも行っており、昼間発電して余った電力は四国電力が買い取っており、逆に夜間は電力会社からの電気で賄う・・というシステムです。
昼間、発電して余った電気は電力会社が買い取ります。
逆に夜間などの時間帯には電力会社からの電気でまかないます。
○水力発電所と風力発電所における取り組み
四国電力が出資している風力発電所にある風車は風速3メートルから発電でき、風力が増すにつれて最大1000キロワットまで発電可能です。
この風力発電がある佐多岬では強風が吹くため、風力発電所はこれに耐えられるように作られています。
なお、風速25メートルを超えるとプロペラが受ける風があまりに強くなるため、プロペラが自動的に停止することになっています。
●1割程度は水力発電でまかなっている
この水力発電は全発電量の8割を賄っている時代が過去にはあり、あとの2割程度は石炭や火力でした。
昭和30年代になると、高度経済成長により電力不足となり、一気に大量の電気を作ることができる石油火力が中心になっていきます。
その後、オイルショックなどがあり、現在では四国電力が発電する4割程度が原子力となっており、水力発電の取り組みは1割程度です。
水力発電は使われる電力量に応じてすばやく発電量を調整できます。
発電を始めるのに火力だと半日程度かかるのが、水力なら10分程度で、夏場の昼間など電気使用量がピークになる時など大活躍です。
○四国電力の原子力発電所とは
まず、格納容器出入り口は、原子炉格納容器の内部に通じる二十扉となっており、運転中は運転員などが定期的にパトロールしており、内部は監視カメラによって常に監視されているため安心です。
さらに、原子炉格納容器内部は、内径40メートル、全高77メートル、厚さが4センチの鋼鉄でできており、巨大な容器です。
その中には原子力発電所の心臓部ともいえる原子炉容器や、蒸気発生器を収納していて、周囲の厚みは1.4メートルの鉄筋コンクリート壁で覆われており頑丈です。
なお、昭和61年に大事故を発生させたチェルノブイリ原発には原子炉格納容器がなかったと言われています。
原子炉容器の中には、燃料集合体や制御棒などが収納されていて、大きさは3号機が高さ12メートル、直径が4メートルとなっています。
気圧は157気圧で300度程度の高温・高圧状態に耐えられるように厚さが20センチの鋼鉄でできています。
蒸気発生器の中には一基あたり3400本もの伝熱管が入っていて、原子炉容器で温まった約300度にもなるお湯により、伝熱管の外側を流れている水を蒸気に変えるシステムです。
以上、四国電力のクリーンエネルギーに対する取り組みについて書いてみました。
水力発電や太陽光発電、原子力発電などさまざまなクリーンエネルギー対策を行っているということがお分かりになっていただけましたか?
今後も四国電力のクリーンエネルギー対策を見守っていきたいものですね。