電気自動車しか販売できない法案がオランダで可決される?

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電気自動車以外は禁止?世界初の法案が可決見込み

再生可能エネルギーの普及に力を入れているオランダで

「2025年を目標に電気自動車以外の従来車両の販売を禁止する」

そんな法案が提出され可決される見込みであるといったニュースが報じられました。
もしこの法案が実現すると従来のガソリン車やディーゼル車、ハイブリット車までも販売できなくなるという世界初の法案が生まれることになります。

電気自動車しか販売できなくなる?

この法案は化石燃料を燃焼させて動力源にする自動車を新たに販売することを2025年までに禁止にしてしまうという内容で、下院議会ではすでに賛成多数とのこと。
ガソリンや経由で走る従来の車だけでなく、エコカー時代の代表として君臨してきたハイブリット車ですら「排気ガスを出す」という理由から規制の対象となるのです。

法案が可決されたら?

この法案が可決されると販売が許可されるのは100%電気の力で走る電気自動車のみということになります。
また水素を燃料として電気を取り出す燃料電池車は規制の対象にはならないため販売が許可される見込みです。
いずれにせよ従来の化石燃料車を完全に禁止される状況が世界で初めて作られることになります。

法案は実行可能なのか

オランダ国内ではすでに電気自動車の普及が進んでおり、国内で登録されている自動車のうち9.6%は電気自動車だそう。
エコ意識の強いオランダらしい法案ではありますが新たな問題も生まれてきそうです。

すでに実現不可能との声?

基本的に賛同の声が多い法案ですが施行までの期間が短すぎるとの意見も多く出ています。
今後は議論を重ねながら法案化の時期の変更や採用の可否そのものも決めていくのではと言われています。


世界でも類を見ない法案は今後の行方もどうなるかわかりません。
どんな効果が生まれるのかどんな結果が生まれるのか目を離せないニュースでした。

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