電気代を比較!電力自由化による電力会社の切り替え方法
電力会社を比較して探そう
■シミュレーションしてみよう
電力自由化以降、たくさんの比較サイトが登場しています。現在の世帯人数・生活時間帯・住んでいる地域・現在の電気代などを入力することで、カンタンにシミュレーションすることが可能です。
多く使う時間帯によって電気代が変わったり、オール電化の家庭でお得になるなどさまざまなプランがあります。ただし、住んでいる地域によって契約できる電力会社が変わってくるので注意が必要です。その場合は、エリア別に比較しているサイトもあるので参考にしましょう。
■キャンペーンの適用を狙おう
比較サイトや電力会社によっては、キャッシュバックやポイントがもらえる場合があります。そのため、複数のサイトを見比べてみることをオススメします。
■プランの特長から探そう
携帯電話セット割引、ガスセット割引、インターネットセット割引などを選ぶことで、電気代の割引率は総合的に高くなります。Tポイント・WAONポイントなどがたまるプランもあり、ただ電気代を払うよりもお得になります。
■口コミを参考にしよう
実際にその会社やプランを利用している人の口コミは、いい面だけでなく悪い面も書かれているので参考になります。
■サポート体制やサービスの手厚さも考慮して
電力自由化によって、新規参入企業が増えたのは喜ばしいことです。しかし、まったく実績がなく規模の小さい電力会社の場合、何かあったときのサポート体制が万全とは言えません。
電力会社とは、一度契約すれば年単位での付き合いになります。過去の実績やカスタマーサポートの有無、細かいサービスが行き届いているかまで目を向けるべきでしょう。
電力会社切り替え時の注意点
■事務手数料がかかる場合も
電力会社の切り替えの際には、事務手数料として3,000円ほどかかる場合が多いようです。携帯電話の契約時のようなイメージですね。 切り替え時の初期費用としてはこの部分だけを見れば大丈夫です。ただ、電力会社によってはキャンペーンでこれを無料にしたり、そもそも無料のところもあります。
■新規契約と同時に廃止の手続きも必要
新しい電力会社と契約したら、現在契約している電力会社の廃止手続きも行わなければなりません。これは切り替え先の電力会社が代行してくれる場合が多いですが、念の為にこちらからも問い合わせてみましょう。
■違約金に注意
電力会社の切替後、あまりに短期間で解約してしまうと違約金がかかるケースがあります。また、2年間の契約を条件に月々の電気代を割引にするというプランの場合、違約金の額も高めなので注意してください。違約金の金額は0円~1万円以上と幅があるため、契約時に見落とさないようにしましょう。
2016年の電力自由化に引き続き、2017年には都市ガス自由化も行われる予定です。これは電力にも影響があると考えられます。また、電力自由化開始からまだ間もないうちは、新しいプランや電力会社が次々登場するでしょう。今の段階で縛りの多いプランを選ぶのはおすすめできません。
実際の申し込み方法とその手順
■申し込み時に必要な情報
・現在契約している電力会社名
・現在の電力会社でのお客さま番号
・供給地点特定番号
・切り替え希望日
「供給地点特定番号」は電力自由化後に導入されたもので、電力会社を変更する際に必要となります。お客様番号と共に、2016年1月以降の検針票に記載されています。手元にない場合、電力会社に問い合わせれば確認できます。
■スマートメーターの設置が必須
電力会社の切り替えにあたり、スマートメーターの設置が必須となります。スマートメーターとは、従来のタイプよりもさらに高性能になった新しい電気メーターです。全世帯が順次切り替えられていく予定で、交換費用は無料となっています。
電力会社の切り替えを申し込むと、現在契約している電力会社から連絡が来て、工事予定日を知らせてくれます。特に立ち会う必要はなくすぐ終わります。
■切り替え日はおよそ1ヶ月後
申し込みからおよそ1ヶ月後から新電力に切り替わりますが、電力会社によってはもっと遅れる場合も。この点もやはり大手のほうが強いようです。開始日はこれまでの検針日に合わせることが多くなっています。